

ゲームレポート



打撃陣は一軍昇格メンバーが活躍し6得点。投手陣は4試合ぶりの零封リレーと投打がかみ合い、チームは4連勝となりました。
先発マウンドはコディ・ポンセ投手。今季未だ勝利が無い助っ人右腕は、序盤から気迫の投球をみせます。150キロ中盤の直球を軸に、マリーンズ打線を打ち取ります。結果6回を投げ切り、8安打無失点で約1年ぶりとなる白星を手にしました。
3戦連続5得点以上と好調の打線は、下位打線の連打で序盤から仕掛けます。2回に1死一・三塁の好機に、前日にお立ち台へ上がった7番上川畑大悟選手が中前適時打を放ち先制。さらに、7月末に支配下登録され前日に一軍昇格したばかりの8番王柏融選手が左中間を破る2点適時三塁打で続きました。今季育成契約でスタートした王選手は、655日ぶりの適時打となり悔しさをバネに復活劇を遂げました。
また同じく前日に一軍昇格した9番古川裕大選手にも右翼線へ適時二塁打が生まれ、この回一挙4点を奪います。この日4投手をリードして相手打線を無失点に抑えた25歳は、打撃でも3安打1犠飛2打点の活躍。約3ヶ月ぶりとなった一軍での出場で、存在感を示しました。
明日の先発は根本悠楓投手。今季2度目の5連勝に向けて、前回登板で今季初勝利を掴んだ若き左腕に期待が掛かります。
先発投手コメント

ポンセ投手
<6回 96球 打者28 安打8 三振5 四球1 失点・自責点0>
「今日は守備で野手の皆さんに助けてもらいました。早いイニングで得点をしてもらい、古川のリードで自分の投球ができたと思います。今日の投球を次の登板でもできるようにしっかり調整したいと思います」
新庄語録

「今日はうれしかったね。ボーロンは育成から支配下に戻って、なんとか今日1本出してくれないかなと思っていた。古川君もあのミスからよく戻ってきてくれた。ポンセのテンポも良かった。僕のイメージより、選手たちが早く成長していますね」
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