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ファイターズは打線が散発の3安打と振るわず、今季12度目の零封負けで3連勝を逃しました。5位ライオンズに勝てば、最下位を脱出するチャンスでしたが、かないませんでした。

1回、先頭の奈良間大己選手が左中間を破るツーベースでチャンスをつくります。1死三塁となりましたが、3番、4番が倒れて先手を取ることはできませんでした。先発の上沢直之投手は上々の立ち上がり。5回まで被安打1、6奪三振の好投を見せます。均衡が破れたのは6回。先頭打者にヒットを浴びるなど2死一、二塁とされ、マキノン選手に適時打を許して先制点を奪われました。中堅手からのバックホームは微妙なタイミングでしたが、捕手が捕球しきれず先制を許しました。1点で食い止めたいところでしたが、さらに2点二塁打でリードを広げられました。7回も2死から3連打で2失点。上沢投手にとって6、7回に7安打を集中される悔しいマウンドとなりました。

打線は序盤に得点圏であと1本が出ず無得点。中盤まで好投した上沢投手を援護することはできませんでした。今季1軍初昇格となった吉田輝星投手が8回に登板し、相手の中軸を三者凡退に抑える好投。伸びのある速球で2三振を奪うなど、今後に期待を抱かせるピッチングを見せてくれました。

「上沢君は打たれはしたけど、今シーズンのトップレベルと言えるようないいピッチングをしていたと思います。初回に奈良間君が1球目を打って、あれは（相手投手にとって）すごいダメージになると思う。初回に先制していたら、平良君もちょっと崩れてくれたかなとは思いました」

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