

ゲームレポート



ファイターズは序盤に奪った3点のリードを守り切れず逆転負け。3カード連続の勝ち越しはなりませんでした。マリーンズ戦は9勝13敗となり、2019年から5年連続負け越しが決まりました。
1回、先頭の松本剛選手、郡司裕也選手、清宮幸太郎選手の3連打で1点を先制。さらにアリエル・マルティネス選手のセンター前へ落ちるラッキーなヒットで2点目を奪いました。2回は意表を突くセーフティーバントで出塁した松本剛選手を二塁に置き、郡司選手がタイムリーを放ち、リードを3点に広げました。
先発は今季初登板初先発の田中瑛斗投手。150キロ超のストレートを投げ込む場面もありましたが、制球が安定せずに2、3回にそれぞれ1点ずつを失いました。田中瑛投手は4回1死一、二塁となって降板し、代わった北浦竜次投手もピンチをしのぎ切れず2点タイムリーで逆転を許しました。
上川畑大悟選手の適時打で5回に同点に追いつきましたが、終盤にリリーフ陣がつかまります。7回に登板したブライアン・ロドリゲス投手が、無死二塁で打者に投じたボールがワンバウンド。ボールが大きくそれる間に二塁走者の生還を許し、勝ち越されました。8回は吉田輝星投手が失点して4-6となり、9回は三者凡退でゲームセット。四死球やバッテリーミスが失点につながる悔しい黒星となりました。
ZOZOマリンスタジアムでの今季最後のゲームとなったため、選手たちは試合後、応援してくれたファンへ挨拶を行いました。8月は14勝11敗1分けで勝ち越し。9月最初のカードは優勝へのマジックが点灯する首位バファローズ戦ですが、ホームの声援を力に勝利をつかみに行きます。
先発投手コメント

田中瑛投手
<3回1/3 86球 打者21 安打6〈本塁打1〉 三振1 四球4 死球1 失点・自責点4>
「試合をつくることができませんでした。チームに申し訳ないです。この後、全力で応援します」
新庄語録

「(先発の)田中君もボール自体は悪くなかったけど、ちょっとフォアボールがね」
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