試合情報

ファイターズは上沢直之投手が今季2度目の完封勝利。打線は5番に抜擢された伏見寅威選手が先制本塁打を放つなど、投打がかみ合い快勝しました。

先発の上沢投手は圧巻の投球を披露します。序盤は打たせて取る投球でアウトを重ねますが、要所では力勝負で三振を奪いました。緩急を駆使しながらも、球速は終盤まで落ちることなく、3安打完封。首位オリックス打線を相手に一人で投げ抜き、チームトップの8勝目をあげました。

打線は2回、今季初の5番に抜擢された伏見選手が、レフトポール際に飛び込む特大の先制ソロを放ちます。伏見選手の5番起用は2020年11月以来、約3年ぶり。今季はバットで苦しむも、古巣オリックス戦では打率3割超と、好相性ぶりを発揮しました。
3回には上位打線の3連打で1点を追加。中盤は両軍ともにゼロ行進でしたが、追加点の欲しい終盤8回に万波中正選手のタイムリーでリードを3点に広げ、勝利を引き寄せました。

本拠地に戻り、エスコンフィールドでの連勝を7に伸ばしたファイターズ。ペナントレースも残り1ヵ月。9月の初日に白星をつかみ、勝負の秋に向けて弾みをつけました。

上沢投手
＜9回　114球　打者31　安打3　三振7　四球1　死球1　失点・自責点0＞

「（伏見）寅威さんのリードを信頼して投げました。寅威さんのサインが勇気と安心感をくれて、いいボールが行きました」

「上沢君はフォアボールはないし、テンポはいいし、伏見君のリードもすごく良かった。（伏見選手の5番起用は）オーダーの最初に決まった。今まで山崎君のボールを受けていて、軌道とか全て把握していると思うので。素晴らしいホームランでした」

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