2023.09.02 SAT
パーソル パ・リーグ


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観客数:31,090人| 【審判】球審:山本貴則 塁審(一):石山智也 塁審(二):有隅昭二 塁審(三):市川貴之
ゲームレポート



好投手同士の投げ合いに注目が集まった試合は、先にマウンドを降りた相手先発に軍配が上がりました。ファイターズは、今季14度目の零封負けを喫して、本拠地での連勝は7でストップとなりました。
ファイターズの先発マウンドに登ったのは伊藤大海投手。立ち上がりに連打を浴びて1点を失います。それでも150キロ超の直球を軸に2回以降は出塁すら許さず、116球を投じて9イニングを投げ切りました。若き右腕は、自己最多タイの11三振を奪い味方の援護を待ちました。
伊藤投手に応えたい打線は、相手先発山本投手を前に出塁をしながら得点ができない状態が続きましたが、最終回に意地を見せます。先頭のアリエル・マルティネス選手が左前打で出塁すると続く上川畑大悟選手が犠打で送り1死二塁の好機を作ります。さらに、代打の野村佑希選手が四球を選び1死一、二塁としましたが、続く代打古川裕大選手は見逃しの三振に倒れました。1番松本剛選手も右飛に打ち取られゲームセット。先発右腕の踏ん張りも報われず、連勝とはなりませんでした。
またこの日は屋根を開けて試合を開始しましたが、悪天候の影響で5回途中からプレー中に屋根を閉めることに。エスコンフィールドでは初の出来事に、球場内はどよめきが起こりました。
明日の先発は上原健太投手。首位チームに対してカード勝ち越しを得るべく、好投が続く左腕に期待が掛かります。
先発投手コメント

伊藤投手
<9回 116球 打者29 安打2 三振11 四球0 死球0 失点・自責点1>
新庄語録

「いい投げ合いでしたけどね。チャンスは結構あったんですけど、その時の山本君のギアの上げっぷりはさすがでした。ピッチングの内容的には、もしかしたら伊藤君が上回っていたような気もします」
ゲームハイライトフォト