試合情報

ファイターズは打線が振るわず最少失点に抑えられ、2カード連続の負け越しを喫しました。バファローズ戦は8勝13敗1分けとなり、2021年以来の勝ち越しはなりませんでした。

先発の上原健太投手は自身最多に並ぶ4勝目を狙いマウンドに上がります。2回2死から2連続四球と2連打を浴び、先制を許すと、6回にはソロ本塁打を打たれリードを2点に広げられます。援護の無い中、粘りの投球を見せていましたが、7回1死二塁のピンチを招いた場面で降板。先発の役割は果たしましたが、イニング途中でマウンドを降り、悔しさを滲ませました。

昨日、無得点に沈んだ打線は、中軸に座る万波中正選手を1番、野村佑希選手を52日ぶりに4番へ、大幅に打線を入れ替えて臨みます。直近の試合は投手陣が踏ん張っていただけに、早めに援護したいところでしたが、打線がつながりませんでした。チャンスを作るも、鋭い打球は野手の正面を突くなど、3つの併殺などで好機を逃しました。7回にアリエル・マルティネス選手の中前適時打で1点を返すも、それ以降はホームを踏めませんでした。

首位バファローズを相手に、6月以降は一度もカード勝ち越しができず、2年連続で同カードの負け越しが確定。8月は上位チームを射程圏内に捉えるべく、粘りの戦いを続けていただけに痛い黒星となりました。それでも残り1ヵ月を切ったペナントレースで、少しでも勝利をつかむため、前を向きます。

上原投手
＜6回1/3　97球　打者26　安打6〈本塁打1〉　三振5　四球2　失点・自責点3＞

「先制点を与えて厳しい展開になってしまったことは自分の責任です。中継ぎ陣にも負担をかけてしまって申し訳ないです。
この後しっかり応援します」

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