試合情報

ファイターズは7試合ぶりに先制点を奪うなど効果的に得点し、投げては先発上原健太投手が7回2失点の好投で快勝。連敗を止め、9月1日以来7試合ぶりの白星をつかみました。
 
打線は1回1死一、三塁の好機でアリエル・マルティネス選手が右前にはじき返して1点を先制。さらに松本剛選手の右翼線二塁打で2点目を挙げ、連敗中に奪えなかった先取点をつかみました。3回は松本選手がこの日2本目のタイムリーを放ち3-0とリード。1点を返された5回には奈良間大己選手が右前へしぶとく落とす適時打で加点し、8回はマルティネス選手のタイムリー内野安打でダメ押し点を挙げました。
 
4試合連続クオリティースタートと好投を続ける上原投手はこの日も4回まで無失点に抑えます。5回は味方のエラーなどでピンチを招きますが、犠牲フライの1点でしのぎ、主導権を相手に渡しませんでした。7回2失点と先発の役目を果たし、リリーフ陣に後を託します。8回からは池田隆英投手、田中正義投手が無失点でつないでゲームセット。上原投手は8奪三振無四球の好投で4勝目を挙げました。
 
この日は郡司裕也選手を移籍後初めて左翼で先発起用し、1軍登録された加藤豪将選手をスタメンに入れるなど攻撃的布陣で臨んだファイターズ。8月31日以来のチーム二桁安打と打線がつながり、勝利の流れを引き寄せました。本拠地エスコンフィールドは残すところあと7試合。選手会長の松本選手は「残りの試合全部勝ちます」とお立ち台で宣言し、スタンドのファンを大きく沸かせていました。

上原投手
＜7回　104球　打者27　安打6〈本塁打1〉　三振8　失点2・自責点1＞

「今日は四球がなくテンポも良く投げられたと思います。伏見さんのキャッチングにも助けてもらいました。野手が先制点を取ってくれたので楽に投げることができました。この後チームの勝利を信じて応援します」

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