2018/08/05 (日)
イベント

「サマーベースボールフェスティバル」夕張市と岩見沢市でイースタン・リーグ公式戦を開催

北海道日本ハムファイターズはイースタン・リーグ公式戦の埼玉西武ライオンズ戦を8月4日(土)に夕張・サングリンスタジアムで、5日(日)に岩見沢市営球場で開催しました。今年の道内開催は北海道日本ハムファイターズ誕生15thプロジェクト「サマーベースボールフェスティバル」の一環。夕張では敗れたものの岩見沢では勝利を収め、ヤングファイターズが躍動する姿に熱い声援が送られました。

8/4(土)夕張市

最高気温23度と快適な気候となった6年ぶりの夕張開催には3,306人のご来場がありました。先発は7月28日(土)の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で1軍初勝利を飾った堀瑞輝投手。「なれないマウンドの足場が気になってしまった」と予定の2イニングを投げ2安打1失点の結果に「しっかりコースに投げられるようにしなければ」と反省の言葉を並べました。5投手が11安打を浴びて5点を失い、反撃も平沼翔太選手の右前適時打による1点どまりで敗戦。一方、右ひじを痛めた影響でファーム調整中の清宮幸太郎選手が練習で約3週間ぶりにフリー打撃を再開し「メロンは皮の方まで甘いですし、涼しい中いい練習ができました」と環境や市のサポートに感謝していました。

車椅子ソフト体験会&ベースボール・ダンスアカデミー「サマーキャンプ」を実施

サングリンスタジアム駐車場では車椅子ソフトボールの試合形式の体験会が開かれ、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)も参加しました。場内アナウンスを務めたほか、代打や投手として出場する場面もあり「やってみなければ分からないこの競技の楽しさを伝えていきます」と話していました。野球、ダンスのアカデミーサマーキャンプも行われ、ダンスは5回終了後に外野芝生上で69人がYMCAダンスを披露。札幌市の田中杏奈さん(高1)は「年代の違う子達とも仲良くなれましたし、みんな楽しそうに笑顔で踊っていました」と振り返っていました。

8/5(日)岩見沢市

14年ぶりの開催となった岩見沢市営球場は、内外野ともに身動きできないほど6,037人の観衆でスタンドが膨れ上がりました。試合は先発の宮台康平投手が3回までノーヒットの完璧な立ち上がりを見せ、7回2失点と力投し「今までで最多の72球、テンポ良く腕もしっかり振れました。北海道は気候も最高ですね」と気持ちよさそうに試合を振り返りました。
打線は3回に岸里亮佑選手のセンター前ヒットで先制。一旦は逆転を許しましたが、7回に代打の郡拓也選手が2点本塁打を放つなど一挙3点を挙げ、4-2で逆転勝利。ファイターズ選手が出塁するたびに球場全体から大喝采が起こり、今シーズンの3号アーチを打った郡選手も「スタンドからのウォーという歓声でホームランだと分かって本当に気持ちよかった」と満面の笑顔で話し、選手たちも口々に「北海道は気持ちいい!」と、帰りのバスに乗り込ました。

『岩見沢満員プロジェクト』

北海道教育大学岩見沢校の学生18名が、『サマーベースボールフェスティバル』に企画段階から参加し、地元企業へチケット販売、三笠市・夕張市・岩見沢市・栗山町のお勧めショップの取材、4日間のプロモーションビデオ撮影・編集などを担当してくれました。また、対戦相手の埼玉西武ライオンズのルーキー齊藤誠人選手が、同大学野球部出身ということもあり「齊藤選手応援席」というチケットも企画。学生の代表を務めてくれた和平七海(わだいら ななみ)さんは、「岩見沢がこんなに賑わったことがなく、ファイターズが来てくれたことで、みんな本当にうれしくて興奮しています。満員の集客ができてほっとしました」と、満足そうに話してくれました。

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