2022/10/01 (土)
コミュニティ

「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」厚真町で稲刈り&箸づくりを体験

ふぁい田!ATSUMAプロジェクト

北海道日本ハムファイターズでは、2018年9月の北海道胆振東部地震で被災した厚真町の「田んぼのオーナー制度」を活用した被災地復興支援活動「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」を2019年から実施しています。10月1日(土)は事前申込の一般参加の方と球団職員ら80名が参加し、黄金色に実った北海道を代表する高品質米「ななつぼし」の稲刈りをした後、ファイターズ選手の折れたバットから箸づくり体験を行いました。

稲刈り体験の様子01

稲刈り体験の様子02

稲刈り体験の様子03

稲刈り体験の様子04

稲刈り体験の様子05

稲刈り体験の様子06

5月の田植え後は、農園を保有する高橋宥悦さんご家族に管理を任せ、6月に低温が続いた時期や9月に入り台風14号の影響で倒れた稲もありましたが、品質や収穫量には影響なく生育しました。昨年は新型コロナウイルスの影響で稲刈り会の開催を見送り、2年ぶりの実施。参加した皆さんは普段使う機会の少ない鎌で収穫していく作業でしたが、次第に慣れていくと手際よく刈れるようになり、予定区画を50分ほどで完了。高橋さんは「昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で稲刈りをすることが出来なかったので、無事この日を迎えることができてよかったです。気候に恵まれ、いいお米に仕上がったと思います」と話していました。

集合写真

この後は同町上厚真に移動して、一般社団法人ATSUMANOKI96のメンバーの指導を受け、普段触れることのないファイターズ選手のバットから箸づくり体験を行いました。パーツからカッターやのこぎりを使用して箸の形に切り出し、サンドペーパーで磨いて自分好みの箸に仕上げました。ATSUMANOKI96でFIGHTERSの文字を刻印して塗料を塗った後、精米したお米とともに12月中に参加者のご家庭に届く予定です。

箸づくり01

箸づくり02

箸づくり03

「田んぼのオーナー」を主管し、本事業にご協力いただいている厚真町観光協会の原祐二事務局長は「道中の復旧が毎年進んでいるのがわかると思います。お陰様で日常に近づいてきていますが、これからも厚真町のことを応援してください。」と話していました。

一般社団法人ATSUMANOKI96

林業から暮らしまで ―森と暮らしをむすびつける―
2018年9月6日、北海道胆振東部地震は発生しました。木製品のブランド【96%】は、被災木をプロダクトとして生まれ変わらせました。

『100%ではなく96%』

”木の生きた記憶” を引き継ぎ、日常とむすびつけることができたら。デザイナーや作り手がそれぞれのエッセンスを加え、どんなシーンでプロダクトを使おうかと想像する余白を。使うことで、ひとりひとりの100%が完成するブランドです。

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