2023/07/16 (日)
チーム ファーム

釧路市と帯広市でイースタン・リーグ公式戦を開催

北海道日本ハムファイターズは7月15日(土)に釧路市・ウインドヒルひがしスタジアム、7月16日(日)に帯広の森野球場で読売ジャイアンツを迎え、イースタン・リーグ公式戦を開催しました。コロナ禍での中止もあり、北海道でのイースタン・リーグ開催は2019年以来4年ぶり。今季の一軍の主催試合は全てエスコンフィールドで行われることもあり、年に一度のプロ野球開催を心待ちにしていた多くの地元ファンが観戦に訪れました。試合後には選手がサインや写真撮影に応じ、ファンとの交流を楽しみました。

北海道でのイースタン・リーグ開催01

北海道でのイースタン・リーグ開催02

7月15日(土) 釧路市

道内でも特に気温の低い釧路市。関東を拠点にする選手たちにとっては10度以上気温が低く気持ちの良い気候の中での試合となりました。先発はコディ・ポンセ投手。今季は開幕から一軍の先発ローテーションに入るも怪我で米国に一時帰国し、後半戦での巻き返しに向けファームで調整を続けています。序盤から小雨が降り足場が悪い中、6回4失点を喫するも「調子は上がってきている」と最速150キロの直球を投じ、一軍復帰へ順調な仕上がりをアピールしました。打線は散発6安打に抑えられましたが、ルーキーが見せ場を作りました。5回、既にマルチ安打を放っている矢澤宏太選手が四球で出塁。続く奈良間大己選手が左翼線を破ると、一塁走者の矢澤選手が持ち味の快足を飛ばし、一気にホームへ生還。同級生ルーキーの2人でこの日唯一の得点を奪いました。
1対4で試合には敗れたものの、悪天候の中3,329人の観衆が訪れ、多くの人が雨具を着て最後まで試合を見届けました。

ウインドヒルひがしスタジアム01

ウインドヒルひがしスタジアム02

ウインドヒルひがしスタジアム03

ウインドヒルひがしスタジアム04

7月16日(日) 帯広市

前日とはうって変わって打線が奮起。15安打12得点で乱打戦を制し、帯広のファンに勝利を届けました。初回に2点を先制されましたが、その裏すぐさま反撃します。二死2塁で4番の野村佑希選手が同点の2ラン。先日、悔しい形で一軍登録を抹消された若き大砲が、うっぷんを晴らす会心の当たりでファンを沸かせます。2回には水野達稀選手、再び野村選手、古川裕大選手にタイムリーが飛び出し、打者一巡の猛攻で一挙5得点。その後一時は4点差まで追い上げられますが、中盤、終盤にも得点を重ねたファイターズが12対7で勝利しました。
ヒーローとなった野村選手は「ファンの声援が温かかった」と帯広にかけつけた4,734人のファンに感謝し、「長く(ファームに)いるつもりはないが、その中でしっかりと見つめられるように」と再昇格に向けて前を向いていました。

試合後にはグラウンドが開放され、ファンと選手のサイン会や写真撮影会が行われました。たっぷりとファンサービスに応じた選手たち。次は一軍の舞台、エスコンフィールドでの活躍を目指し、鎌ケ谷で鍛錬を重ねます。

帯広の森野球場01

帯広の森野球場02

帯広の森野球場03

帯広の森野球場04

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