2023/08/27 (日)
ファーム

旭川市とエスコンフィールドでイースタン・リーグ公式戦を開催

北海道日本ハムファイターズは、8月26日(土)にスタルヒン球場、8月27日(日)にエスコンフィールドHOKKAIDO(以下エスコンフィールド)で千葉ロッテマリーンズを迎えてイースタン・リーグ公式戦を開催しました。7月に開催された釧路市と帯広市での試合に続いて、今季2度目となる北海道での開催。鎌ケ谷で日々鍛える選手たちが躍動し、北海道のファンに印象付ける2試合となりました。

8月26日(土)旭川市 スタルヒン球場

高気圧の影響を受け猛暑が続く旭川市では、この日も34℃を記録。鎌ケ谷スタジアムと変わらない日差の中でも、3725人がスタルヒン球場に駆けつけました。
先発マウンドは松岡洸希投手。現役ドラフトで入団した23歳右腕は、立ち上がりにピンチを招くも要所を締める投球で5回イニングを投げて無失点のまま、バトンを託します。一方の相手先発は、旭川市出身の田中投手。地元開催とのこともあり、気合十分の投球をみせます。ファイターズ打線は、3回を2安打無失点に抑えられました。
試合が動いたのは5回。アリスメンディ・アルカンタラ選手が左翼スタンドに運び1点を先制します。しかし6回に、2番手鈴木健矢投手が逆転2ランを浴びて1点差に。それでも、直後の6回裏の攻撃で石井一成選手が中前適時打を放ち、同点に追いつきます。9回にはバッテリーミスで1点を失いますが、すぐさま水野達稀選手が左越えソロを放ち再び同点として9イニングを終了。試合規定により、3-3のまま試合終了となりました。

アルカンタラ選手

水野選手

松岡投手

鈴木投手

8月27日(日) エスコンフィールドHOKKAIDO

エスコンフィールドでは初の開催となるイースタン・リーグ公式戦は、ファイターズが終始リードを保ち4-0で勝利しました。
先発マウンドは、プロ5年目の生田目翼投手。約2カ月ぶりにエスコンフィールドでの登板となりましたが、落ち着いた投球をみせます。150キロを超える直球を軸に打ち取り、三塁を踏ませず4イニングを投げ切りました。
先発右腕に応えるように、打線は幸先よく先制します。2回に、地元北海道出身の今川優馬選手が左越えソロを放ち、4回にアリスメンディ・アルカンタラ選手が2試合連続となる左越えソロを放ち一発攻勢で2点差とします。さらに5回には、プロ2年目の阪口樂選手に左翼線適時二塁打が生まれ、7回には中島卓也選手の適時内野安打で1点を追加し、4点差としました。
リリーフ陣は5人の継投で無失点に凌ぎます。特に目立ったのは、2番手で登板した柿木蓮投手。140キロ中盤の直球をコースに投げ分けて3者連続三振を奪い、チームに流れを引き寄せました。
この日のヒーローは、生田目投手今川選手。エスコンフィールドでは初のお立ち台となった二人は、北海道のファンへ日頃の感謝を伝え一軍昇格の意気込みを語りました。
試合観衆は9070人とイースタン・リーグの主催試合では今季最多に。イニングの間には、鎌ケ谷スタジアムでは恒例のラジオ体操が行われるなど、来場者はこの日ならではの演出も楽しみました。

ヒーローの生田目投手と今川選手

今川選手

阪口選手

柿木投手

ファーム一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 旭川市とエスコンフィールドでイースタン・リーグ公式戦を開催