北海道日本ハムファイターズは10月28日(土)、SC活動「ファイターズやま部」の第4回登山会を有珠山で実施しました。一般参加30人の方とOBの新垣勇人さん、ファイターズ職員が秋晴れの清々しい天候のもと、往復5時間の山登りを楽しみました。
登山口から立ち入りができる外輪遊歩道までは、今が盛りの紅葉を愛でながらゆっくりと高度を上げていきました。林間を抜けて外輪山にたどりつくと、噴煙を上げる火口原や日差しを受けてきらめく噴火湾が左右に見えて、息を飲む景観に皆さん感動の面持ちを浮かべていました。北海道山岳ガイド協会公認ガイドの辻野健治さん、武田早苗さんから有珠山形成の過程を丁寧に説明していただき、国内で初めて世界ジオパークに認定された一帯の鼓動が伝わるような、大地のダイナミズムに触れる貴重な機会になりました。
新垣さんにとっては学生時代の練習で山登りを経験した以外は初めての登山でしたが、やはり元プロ選手、最後まで足取りは衰えませんでした。「皆さんとこうして時間を共有することができ、(有珠山ロープウェイ山頂駅に)到着した達成感、そして下山の哀愁も味わえていいものだと思いました。ぜひまたやま部でお会いしましょう」と挨拶し、疲れを吹き飛ばすような笑いを誘っていました。