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横浜DeNAベイスターズとのオープン戦が名護で行われ、3対3で引き分けました。対外試合の連勝は6でストップしましたが、新戦力の活躍が光りました。
昨オフにFAでファイターズに移籍した山﨑福也投手がオープン戦の開幕投手を務めました。今季初の実戦登板は2イニングながら、打者6人で抑える完璧な内容。自身を「緩急のピッチャー」と話す通り6つの球種をテンポよく投げ込み、相手に的を絞らせませんでした。「今日はコースに投げたいと思っていて、変化球を操れていた。真っすぐもいい力感で投げられました」と納得の表情。完全投球について問われると、「シーズン中にしたいですね」と笑顔で話し、ホッとした初登板となりました。
打っては1番左翼で先発出場したスティーブンソン選手が見せました。3回、右翼線へ鋭い打球を放つと、快足を飛ばしセカンドベースへ頭から飛び込みました。「日本の土はアメリカと違うから、少しブレーキがかかってしまった。次からは足で滑るよ」と笑いながらも、頼もしいプレースタイルで沸かせました。さらに続く打席でも右翼線を破る先制の二塁打を放ち、外野手のレギュラー定着へ、バットで猛アピールしました。
明日のキャンプ最終日は広島東洋カープとのオープン戦。開幕レギュラーの座をつかむべく、残り1か月でますます熾烈なレギュラー争いが繰り広げられます。