2008.03.22 SAT
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■広報レポート <収穫一敗(いっぱい?)>

6回、ソロHRで同点にし、笑顔でハイタッチする田中賢介選手

 1点を追う9回2死一塁。成瀬のスライダーをジャストミートした小谷野の打球は三遊間を襲ったが、ライナーでショート西岡のグラブに収まった。開幕戦の1-0勝利に続く手に汗握る展開。開幕連勝といかなかったとはいえ、全力を尽くすファイターズらしさは最後のワンプレーまで見せてくれた。

 昨年16勝1敗、ファイターズ相手にも無傷の4勝を挙げた成瀬に対し、この日の2打席目まで14打数無安打だった田中賢が6回に同点ソロをライトへ運んだ。「打席に入る前、ツル(鶴岡)とホームランを打つと約束したので」という離れ業の予告アーチ!完全にとはいかないまでも苦手意識が薄らいでくれると期待が持てそうだ。ちょうど試合終了直後、ボクシング亀田興毅戦の中継が始まり、ロッカールームでも流れていたが、小谷野や金子誠らが目をテレビに向けながらも成瀬に対するタイミングの取り方を確認し合い、次回攻略へ気持ちをはせていた。

 プロ初登板の星野が8回から登板。JR北海道に在籍していた04年、日本ハムとの練習試合で打ち込まれた札幌ドームで無失点デビューを飾れば、打者転向3年目の糸井にも本拠地初ヒットが生まれた。“収穫一敗(いっぱい?)”と割り切り開幕カード勝ち越しで熱烈応援に応えるまでだ。

■藤井投手 <6回、打者25人、安打6、三振6、四球2、失点2、自責2>

藤井投手

「(5回は)西岡君にうまく打たれてしまいましたが、次の1点は与えない粘りのピッチングが出来た。失投という失投はほとんどありませんでしたし、精一杯のことは出来たと思います。ロッテ打線はつながれるとどんどんかさにかかってくる印象。札幌ドームで気合も入りましたし、今度はもっと点をやらないつもりで投げたい」

■梨田語録

「先発藤井は6回2失点でゲームは作ってくれましたね、ノーアウト満塁も1失点で抑えるが2アウトを取ってからボールが高かく打たれたのがもったいないね。実績のある選手だし次回は修正してくれるでしょう!チーム初本塁打も出ましたが…ね、競ったゲームでの走塁も含めたミスをした方が負けますしね。連勝は難しいですけど、明日は全員野球で勝ち越し。」

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