2008.03.25 TUE
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■広報レポート <賢介が新境地開拓!>

投打のヒーロー

 大きな2発が低調だった打線を目覚めさせた。初回1死から右翼へ先制の2号ソロを運んだ田中賢。4点リードの4回1死一、二塁からは見逃せばボールという高めの直球を同じように右翼席へ突き刺した。「奇跡が起きました。たぶん今だけなのでしっかり味わいたい」と今季初のお立ち台で冗舌に場内を沸かせた。

 開幕から3試合を終えた時点でリーグ最少タイの4得点。「何とかチームに勢いをもたらしたかった」と出塁を心がけた2番打者の気持ちが、打てるゾーンを広げようとグリップの位置を高く変えた新フォームとあいまって打球をフェンスの向こうへ運んだ。

 ローソン(北海道限定)でこの日から発売開始、母邦子さんの名前を入れた「邦子の明太高菜炒飯」を朝食に選んで活躍につなげたといい「明日も食べます」と自らプロヂュースした商品のPRも忘れなかった。

 開幕後初の休日だった前日、梨田監督は札幌市内のサウナでマッサージとあかすりを受けていた。気分一新で挑むと14安打9得点とつきものは落ちた。気は早いが借金返済!好調な背番号3が牽引役となり、ぽかぽか陽気で積雪ゼロとなった札幌に春の訪れを告げた。

■武田勝投手 <7回、90球、打者25人、安打4、三振4、四球1、失点1、自責1>

先発した武田勝投手

「野手の方に大量点を取ってもらい楽に投げることが出来ました。2回まで球数が多く苦しかったけども、右打者へのシュートがよくてその後は打たせて取るピッチングが出来ました。修正するとすればスライダーが甘く入ったところです。」

■梨田語録

試合前の両監督

「今日は理想的なゲーム展開でしたね。先発武田勝は初回のピンチを無失点で切り抜けてからはテンポが良くなったね。開幕からの3連戦は点が取れなかったのに、初回に4点を取って打線も活気づき、本塁打を含め14安打、ミスもあったが他がカバーしていたし、好プレーもありのいいゲームが出来たね。この3連戦を勝ち越すためにも明日も今日みたいなゲームを期待!!」

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