2008.05.26 MON
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■広報レポート <ジャイアンツ戦、連敗>

 甘いボールをことごとく痛打されたグリンは、4回8被安打で早々とマウンドを降りた。自身の投球の不甲斐なさか、予想より早い降板の悔しさか、吉井投手コーチの慰めも振りきりロッカーでは感情をあらわにした。アイシングを終え、仲間の戦いぶりをじっとモニターで見つめるグリン。前回の登板で復調の兆しを見せていただけに、セ・リーグ球場では9番で代打起用がある事情を恨めしく思ったかもしれない。

 一方、ジャイアンツ先発のバーンサイドは、取り立てて決め球もない投球ながら、出所見えづらい独特のフォームでファイターズ打線を抑え込んだ。5回を終えた時点で福良コーチは「バーンサイドはずい分、キレが落ちてきた。もう捉えられるんだが…」と予想していた。その言葉通り、初めて1,2番コンビを組んだ若い村田、高口が連続ヒットでチャンスを作る。しかし、バーンサイドの球質に限界を読み取ったジャイアンツベンチは、ここですかさず山口へスイッチ。結局この投手継投が勝敗の分かれ目になった。期待されたファイターズ中軸から快音は響かず、稲葉遊ゴロの間に入った1点のみ。絶好のチャンスを逸した。

 8回表に、3番手豊田から田中賢介が本塁打を放ち追い上げムードが高まったが、結局反撃もここまでだった。昨日死球を受け登録抹消となった森本のためにも、今日の試合は勝ちたかったが、気持だけが空回りした。ファイターズらしさが影を潜めた2日間。明日の休息が、丁度良い気分転換になることを願いたい。

■グリン投手 <4回、打者20、球数61、安打8、四球0、三振3、失点3、自責3>

「今日のゲームに関しては、うまくお話することができません。チームに流れを引き寄せる投球が出来ないまま、降板となってしまいました。」

■梨田語録

「F先発グリンに関しては初回の2ランは、狭い東京ドームならではという感じでしたが、4回の1点が…あそこが今日の試合の勝負の分かれ目だったかな。また打線のほうも、もう一押し欲しかったね。スタメン1番村田は、8回の好守備やヒットを打つなど巨人戦というプレッシャーの中、本人は納得しているかどうか判らないけれど、良かったと思いますよ!!7回陽のバントはそれ自体それほど悪くなかったと思いますが木村の攻撃的な守備のほうが一枚上手でしたね。明後日からのヤクルト戦は前GMの高田監督との対戦となりますが前GMという感情は抜きにして、チーム一丸で全力で戦っていきますよ!!」

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