2008.07.22 TUE
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■広報レポート <ひちょりが追い求めたもの>

インタビューに答える金子誠選手
ひちょりイリュージョン

 1点差のしびれる展開を継投でかわし、ファイターズが連敗を2で止めた。胸に「HOKKAIDO」と刻んだ黒を基調にした限定ユニフォームに身を包むWE LOVE HOKKAIDO シリーズ2008。度肝を抜く森本のパフォーマンスが幕開けを華々しく飾っただけでなく、チームの硬い雰囲気を一気に解きほぐした。

 左中間の広告バルーン上、貴賓席、そしてグラウンド上のコンテナに“ひちょり”が現れるもダミー人形。最後にバックスクリーン横の地上17メートルからワイヤーに吊られて登場したのが森本本人だった。正午すぎ、最初で最後のリハーサル後は「こわー」と弱気なコメントを連発も、本番では人形そっくりの無表情で大掛かりなイリュージョンを成功に導いた。

 報道陣の求めに応じて、試合前にコメントをもらおうと試みたが「今は何も言いません」とあっさり断られた。というのも真意はこうだ。「しっかり試合で活躍してインタビュー場に行けばいいじゃないですか。その方が自然でしょ?」。毅然とした表情でロッカーを飛び出した。

 言葉通り、初回の先頭打者でM小林宏の出はなをくじく中前打。センターの守備では8つのフライをつかみ、ファイターズにある流れを引き渡さなかった。それでも納得しなかったのだろう。報道陣からリクエストされた試合終了直後の会見場直行を拒んだ森本。グラウンドを誰よりも高い位置から見下ろした男はプレーも高みを常に見据えている。

■スウィーニー投手 <5回2/3、打者25、球数111、安打6、四死球4、三振2、失点2、自責2>

梨田監督とハイタッチするスウィーニー投手

「今日は真っ直ぐ中心に、自分なりのコントロールで相手打者に向かっていけたと思うのですが、ところどころであと数センチの制球に結果が左右されてしまいました。手ごたえのある試合ではありました。あとは精一杯、勝利を信じてチームメイトを応援するだけです。」

■梨田語録

試合前に握手をする両監督

「連敗中で今日から8連戦の初戦はどうしても勝ちたかった。スウィーニーがゲームを作ってくれましたね。金子誠の先制打が出ましたが、ランナーが鶴岡だったので還れるかが心配だったが良く還ってくれました。武田久・MACHEALの登板間隔が空いていたのでチョット心配でしたが良く踏ん張ってくれたね。小谷野にも初ホームランが出ました、本当は15本ぐらいを計算しているので、力があるだけに遅いくらいですね!!」

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