2009.04.08 WED
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■広報レポート <打線>

 稲葉選手の放った打球は左中間へ。センターがボールを追いましたが、最後はフェンスを見上げ、ボールは皮肉にもマリーンズファンでいっぱいのレフトスタンドへ飛び込みました。ファイターズのみならず、パ・リーグでも2007年6月19日にセギノール選手が広島市民球場で達成して以来の1試合3本塁打となりました。

 初回に小谷野選手の3点本塁打で今シーズン初めて先制したファイターズ。稲葉選手1本目の本塁打は3回、2点差に詰め寄られたすぐ後にすかさず突き放つ2点本塁打。2本目は5回同点に追いつかれたすぐ後、さらに7回、同点に追いつかれたすぐ後に3本目が飛び出し、2度の勝ち越し打でファイターズが接戦を制しました。

 3本目の本塁打を放った後に「投手が打たれているときは打者がどうにかするのがファイターズの持ち味」、試合後にも「2本打った後に3本はさすがにないなと思っていましたが、チームが接戦を勝てたことが何より」とキャプテンらしくチームのことを一番に考えてくれています。小谷野選手は5回にも本塁打を放ち、4打点を記録。チームも昨日に引き続き6本の長打を記録し、ファイターズ打線は好調を維持しています。

 WBCを経験して「チームが一体となったときの底力を再認識した」という稲葉選手。バッテリーコーチ兼任の中嶋選手を除けば最年長の稲葉選手ですが、ベンチでも盛んに声を出してチームを盛り上げてくれます。稲葉キャプテンを中心に、一丸となったファイターズは今年も最後まであきらめない野球をファンに見せてくれています。

■榊原投手 <3回0/3、打者19、安打7、三振2、四死球3、失点3、自責点3>

「(公式戦初登板に)多少緊張しましたが、飲まれてしまう感じではありませんでした。ただ、力んでしまった。いつもの球離れではなく、引っ掛けた感じで投げてしまいました。ブルペンでの投球では、調子は決して悪くなかったので・・初回から、あまり変化球を多投せず真っ直ぐで攻めていくピッチングをすればよかったですね。今日、まずは1度投げましたので、攻めの投球を忘れず次回また頑張ります。」

■梨田語録

榊原は4回もう少し投げさせたかったけど、さすがに4連打されたからね。代えざるをえない状況でした。まだチャンスはあるので、次回の登板でがんばってほしいですね。初回に効果的に3点先制したけど、追いつかれて、また勝ち越してと。稲葉の本塁打は全部ありがたかったね。久(武田久選手)は昨日、結果的に大量リードの場面での登板となってしまいましたが、今日は1点をしっかりと守ってくれました。

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