2009.04.10 FRI
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■広報レポート <三連勝>

 初回、2死走者1塁の場面。名手稲葉選手が掴んだと誰もが思ったライナー性の当たりでしたが、ちょうどボールが照明と重なったのか稲葉選手のグローブを掠めたボールはフェンスまで転がりました。一塁走者はそのままホームを踏み、ホークスが1点先制しました。

 「稲葉さんには今まで何度も助けられているので、気になりませんでした。すぐに気持ちを切り替えられたのが良かったと思います」と話したダルビッシュ投手は、2回以降ほぼ完璧なピッチングを続けます。4回にぼてぼての内野安打を許すまでは無安打投球。結局8回を投げて3安打1失点、自責点0という内容でした。昨年はヤフードームで5戦5勝。「ゲームで投げていて常にボールを操れる」という相性の良い球場で今シーズン初勝利をあげました。

 1回に先制を許したファイターズですが、好投するダルビッシュ投手をしっかり援護します。4回にはスレッジ選手の2号ソロ本塁打で同点に。6回には金子誠選手が「びっくりして鳥肌が立った」というぐらいの痛烈な当たりをバックスクリーンへ打ち込み勝ち越し。さらにスレッジ、高橋両選手の連続適時打で4-1とリードを広げます。7回、8回にも追加点を上げ、9-1でファイターズが勝利しました。

 金子誠選手は開幕から絶好調で今日も3安打、4打点を挙げ、打率は5割を超えています。「自分でもなんでこんなに調子がいいのか分からない。春の珍事ですね」と笑いながら話してくれました。三連勝で勝率を5割としたファイターズ、好調な打撃で明日、貯金1を狙います。

■ダルビッシュ投手 <8回、打者29、安打3、三振5、四死球2、失点1、自責点0>

「全試合勝つつもりで毎回準備していますが、ここの球場ではなぜか投げたいところにボールが投げられます。今日はカットボールやツーシームも良かったですね。シンカーも試しに投げてみました。体調も元に戻ってきましたし、しっかり調整して次回も今日のように投げられるようにがんばります。」

■梨田語録

「打線は昨年と比べると、明らかに活気づいている。初球から狙っていける積極性に加え、粘り強く攻撃し、ボディブローのように効果的な攻めが出来るようになったね。(金子誠の好調さについて)去年のことを思えば、まるで人が変わったようだね。二岡が入って競争意識が出たのか、多くを語らずとも黙々とプレーしているセンターへのホームランは、まさか入るとは思わなかった。(ダルビッシュは)ようやく復活してきたね。緩いボールをうまく使っていた印象。ダルもさることながら、谷元の好投は我々にとっても心強い。」

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