2009.04.19 SUN
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■広報レポート <いつでも全力、最後まであきらめない>

 今日の広報レポートのタイトルにもなっているファイターズのモットーを象徴するような試合でした。初回に3点リードされますが2回に同点に。5回にさらに3点のリードを許しますが、こつこつと点を取り、6-5、1点差ビハインドで9回の表を迎えます。

 先頭打者高橋選手は代打の準備していた坪井選手に「絶対塁に出ろよ」とはっぱをかけられ二塁打。続くヒメネス選手はセカンドゴロできちんと走者を進めます。坪井選手は「信二(高橋選手)が本当に出塁したから、ここで打たない訳には行かない」と昨日の代打での勝ち越し犠牲フライに続き、代打適時二塁打でついに同点に追いつきました。続くリーグ最強の9番打者金子誠選手は「坪井さんが代打で同点打を打ってくれて勇気をもらいました」と勝ち越しの適時二塁打を放ちました。ファイターズ選手がお互いを刺激しあってつながった打線でした。さらに糸井選手にもダメ押しのタイムリーが出て8-6で勝利しました。

 昨年はリーグ最下位のチーム打率だったこともあり、今年は好調な打撃が良く取り上げられますが、金子誠選手は「開幕から、負けていても何とか逆転してやるという雰囲気をチーム全員が持ってる。接戦に強いのは守りがしっかりしているからだね」と決して得点力に頼っているチームになったわけではありません。守備でもここ二試合無失策で、数字には表れない好プレーもたくさんありました。先発スウィーニー投手はボールを低めに集めるいい所もありましたが、6点を失います。しかし、中継ぎの菊地投手、宮西投手がライオンズに追加点を許さなかったのも9回の大逆転につながりました。「俺の打率と同じで、まだ4月ですから」と金子誠選手は言うものの、5連勝でファイターズがパ・リーグ単独首位に立ちました。

■スウィーニー投手 <4回1/3、球数97、打者22、安打6、三振4、四死球3、失点6、自責点6>

「(初回は制球が乱れたように見えましたが)自分では狙ったところにボールは行っていました。ただ結果がついてこなかったですね。開幕から3度の先発で結果が出ていませんが、体力的には何の問題もありません。どこをどう修正したらいいのかは次の登板までに見つけなければいけません。」

■梨田語録

「すごい試合だったね。初回にいきなり3点とられてしまったので、ボチボチ返せといったんだけど、いきなり追いつくとはね。リリーフ陣が良く投げてくれた。特に菊地がしっかり抑えてくれたので、打線に活気がついたと思う。坪井もいい仕事をしてくれた。もっと早い段階で別の場面に彼を使おうと思ったんだけど、絶好のところで打ってくれたね。2塁打がたくさん出る要因?僕は打撃コーチじゃないからわかんないけど(笑)、各打者の粘り強さが結果につながっているんじゃないかな。スウィーニーは、決して悪い内容じゃない。ただ、四球がらみの失点はいけないね。彼にはダルビッシュの次ぐローテーションの軸として活躍してもらわなければいけないからね。単独首位に関しては、何もない。3連敗でスタートしたチームとして、謙虚にいかないとね。」

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