2009.04.21 TUE
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■広報レポート <求む、奮起>

 前半の大量失点が最後まで重くのしかかりました。2点を追う9回表、初登板以来無失点を続けていた谷元投手がホークス田上選手に決定的な3ランを被弾。追い上げムードがしぼみ、連勝は5でストップしましたが、先発・多田野投手が4回9安打7失点と序盤で主導権を相手に渡したことが結果的に響きました。

 首位に立ち開幕から好発進もチーム打率.322の打線に負う面が色濃く出ています。逆転勝ちを収めた18、19日のライオンズ戦は藤井、スウィーニーの両先発がリードを許し降板。厚澤投手コーチは「野手に助けられる展開が多く、ブルペンにかかる負担を何とか軽くしていかなければ」と、先発陣の奮起を求めています。

 好調な打線を引っ張る稲葉選手は球場入りを早め、特打を敢行して初回の左翼線二塁打につなげました。試合中、ベンチ裏でパートナーの斉藤打撃投手に「有難うございました」と握手を求め、練習は裏切らないことを垣間見せました。打者が微妙な狂いをそうやって修正しているように、まだシーズンは序盤、先発投手陣も必ず本来の力を取り返してくれると信じています。

■多田野投手 <4回、打者22、安打9、三振2、四死球1、失点7、自責点7>

「球自体悪くはなかったんですが、うまく打たれてしまったなというのが率直な思いです。次は結果がついてくるピッチングをしなければと思っています。」

■梨田語録

「ツーラン、ツーラン、スリーラン。全部痛かったね。粘って追加点を挙げ、2点差だったらまだチャンスはあったと思うんだけどね。最後のスリーランは余計だった。多田野は球数も多かったし、2ストライク取ってから打たれたところが多かったね。先発陣がここ3試合調子を崩しているけど、誰でもいいから長いイニングを投げてほしいね。打線は好調なんですが、それをすべて含めたのがチームですからね。」

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