2009.04.22 WED
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■広報レポート <先発陣に希望の光>

 ここ数試合結果の出ていなかった先発陣に希望の光が見えました。開幕からファームで3試合に登板し、3勝と結果を出して八木選手が1軍合流、先発のマウンドに立ちました。くしくも昨年の8月16日、最後に1軍での勝ち星を挙げた相手もホークスでした。

 厚澤ブルペンコーチも「ガス欠になるまで飛ばしていってほしいですね」と唸りをあげるほど、初回から後を考えない全力投球でホークス打線を打ち取っていきます。「今日はまっすぐが良かった」と話しただけあり、初回から切れのあるまっすぐを中外に投げ分け、堂々としたピッチングを続けます。野手も2回、ヒメネスが2号2点左越え本塁打を放ち、八木選手を援護します。3回には味方のエラーから1点を失いますが、このところフル稼働だったブルペンにはありがたい6回を自責点0、2-1とリードしてマウンドを降りました。

 ここから投手王国ファイターズが本領を発揮する場面。7回は菊地選手が「僕にはこれしかないので」と力のあるストレートでホークス打線を抑えます。しかし、逃げ切りを図り投入したセットアッパーの建山選手が、まさかの逆転2ランを許してしまいます。9回は宮西選手が簡単に3者凡退に抑えてリズムよく9回裏を迎えます。ホークスの守護神馬原は簡単に2死をとりますが、ここから「あれを打つのは至難の業ですよ」と試合中に難しい顔で話していた二岡選手が、代打中前打を放ち、首位打者金子誠選手に望みをつなぎますが、馬原選手の壁は厚く、ゲームセット。課題の残る先発投手が結果を残しながらも、勝利につながらないファイターズにとっては痛い敗戦でした。

■八木投手 <6回、打者24、球数89、安打5、三振3、四死球2、失点1、自責0>

「きょうは真っ直ぐがよくストライク先行で攻めるピッチングが出来ました。低めに変化球も決まり、狙いどおりのゲッツーも取れました。反省点は点を取ってもらった直後、先頭打者への四球。3回の失点だけが悔やまれます。」

■梨田語録

「8回に(田中)賢介が本塁でアウトになった場面は、打球がライナーで抜けてスタートを切りにくかったんだろうね。柴原の肩も考えるところだけど、少しそれてくれればいい走塁と言えただろうから。八木は気持ちが前に出ていたし、挟殺プレーのミスによる1失点のみ。その後をしっかり打ち取っていたから評価したい。先発が苦しいところで結果を出してくれたのは期待していいと思います。」

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