2009.04.30 THU
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■広報レポート <闘志>

 先週の土曜日先発予定だったスウィーニー選手ですが、試合は雨で流れ、今日のイーグルス戦に登板しました。今シーズンこれまで3試合に先発し、0勝1敗、防御率8.80と調子が上がってきません。中10日で「体調もよく、自信を持って臨んだ」という今日の登板でした。

 しかし初回、二つの四球の後に適時打を許してしまい、先制を許します。2回にも1,3塁から適時二塁打を許し3点ビハインドの苦しい展開。3回には安打と連続四球で無死満塁のピンチを迎えますが、ここは何とか抑えます。梨田監督は「ダルビッシュに続く先発2番手として期待している」と話した事があるだけあり、ベテランピッチャーを辛抱強く見守り続けます。4回にはセンターに抜けたかと見えたあたりを利き腕の右手で叩き落とす気迫のピッチング。「自分の歯でしかボールをとめることが出来なかったのであれば、そうしていた」と話したように、打者を打ち取る強い気持ちが野手にも伝わったのか、5回には金子誠選手の適時打で反撃を開始します。その裏、痛みが残っているであろう右手で投球を続けますが、無死1,3塁のピンチを迎えます。しかし最後は併殺打で打ち取り、マウンドの上で雄叫びを上げました。「今日の登板は決して良くなかったけれど、それでも3失点に抑えられたことを次に繋げたい」と試合後に話したスウィーニー選手。頭の中は既に次回の登板を見据えています。試合のほうは6回に小谷野選手の適時打で一点差に詰め寄りましたが、イーグルス中継ぎ陣を捕まえきれず4-2でファイターズは敗れました。

 また今日の試合で林選手がファイターズとして1軍初登板を果たしました。オープン戦前半に首の辺りの痛みを訴え、ファームでの調整が続いていましたが、昨日1軍に合流。今日は「すごく緊張していた」と振り返りましたが、145キロ前後の切れのあるストレートで2イニングを投げました。「肘の痛みを抱えていたときは調子のいい日でも135キロが精一杯だった」とコンディションの整った状態でまた1軍で投げられる期待で笑みが漏れていました。これでシーズン最長の2週間の遠征が終わりました。久しぶりに北海道のファンの前でプレーできる喜びを胸に、ファイターズナインは明日札幌へ帰ります。

■スウィーニー投手 <5回、打者26、球数114、安打8、四死球4、三振2、失点3、自責点3>

「体調もよく、自信を持って今日の登板に臨みました。しかしながら、早いイニングに3点を失い、何度もピンチをしのぎながらの登板になってしまいました。いつものように、接戦に持ち込んでくれた野手の頑張りに感謝します。」

■梨田語録

「早い回に点を取られる苦しい展開だったけど、スウィーニーはよく頑張った。球数が多かったから5回で変えなくてはいけなかったけどね。120球位だったらせめて7回ぐらいは投げてほしい。オープン戦に比べて打ち取らなきゃいけないって言う力みがあるのかね?林も1点は取られたけど、テンポよく投げていたね。良い状態で札幌に帰れるのはうれしいね。楽しみにしていてください。」

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