2009.06.03 WED
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■広報レポート <和心とチームの輪>

お立ち台の今日のヒーロー
鶴岡選手とスウィーニー選手

 2-2で迎えた8回。無死三塁から森本選手の三塁線を破る適時二塁打で勝ち越すと、高橋選手の右前適時打(記録は二塁内野安打)をはさんで糸井選手が右中間へ3ランを叩き込み、電光掲示に大量5点を灯すビッグイニング。セ・リーグ6球団と一巡して6勝5敗1分けと思い通りの星勘定とは行かない印象は残りますが、後半に向けて弾みのつく勝ち方といえるはずです。

 先発スウィーニーの今季最高ともいえる内容が試合を引き締めました。意識的にテンポアップし、ストライクゾーンで攻める投球を繰り広げて6回を6安打2失点。5回に小窪選手を昨年から習得しているスプリットで空を切らせ、広報ルームに顔をのぞかせ「空振り、初めて!」と表情をほころばせたほど。思うような成績が上がらなくとも常に向上心を失わない姿勢がいつ何時も垣間見えます。

 5月29日に横浜スタジアムでファンの方から甚平をいただき、すっかり気に入った様子で練習後はそれに着替えてリラックスするようになりました。「本当に着心地がいいんだ」と大喜びで和心が染み付いています。昨年のリズムを取り戻した投球がこの試合をものにしなければという雰囲気をベンチにもたらし、「気持ちバットを短く持った」という糸井選手に象徴されるフォア・ザ・チームの意識を呼び覚ましたのです。

 遠征の荷物に甚平を詰め込んだスウィーニーのように、5日からの東京4連戦へいい流れを持ち込めれば…。ホークスの猛追を押し返す勢いが我々にもよみがえると期待しましょう。

■スウィーニー投手 <6回、打者25、球数115、安打6、三振3、四死球2、失点2、自責点2>

6回、6安打、2失点

「いい感じでマウンドに上がることができました。5回まではいいリズムで投球することができましたが、6回にはそのリズムが崩れてしまいました。今日のテンポを次の登板に持ち込めたらいいと思います。」

■梨田語録

キャッチボールをする

「スウィーニーの状態は悪くなかったとは思うんだけど6回にいきなりピンチを作って、変えようか迷ったんだけれども、2失点に抑えてくれました。7回まで好投していたルイスが降板して、糸口が見えていなかっただけにきっかけになるかなと思っていましたが、まさかあそこで5点入るとは思いませんでしたね。糸井は賢介(田中賢選手)や稲葉がてこずっていたボールをいとも簡単に打ち返していたね。交流戦も折り返しですが、一試合ずつ乗り切っていくしかありません。明日からも新しい気持ちで試合に臨みたいと思います。」

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