2009.06.13 SAT
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■広報レポート <おやじの居ぬ間に若手がハッスル>

おやじダンサーズによるパフォーマンス
お立ち台で笑顔の糸井・村田選手

 昨年の「おやじシリーズ」初戦はチーム登録最年長の稲葉選手と、登録最年長投手であったスウィーニー選手がおやじパワーをいかんなく発揮して延長戦での勝利を掴みました。しかし今日稲葉選手は数日前に痛めた足の状態を考慮してスタメンからは外れ、スウィーニー選手は交流戦残り試合で登板する機会がないことから選手登録から外れていました。スタメンを外れたおやじにゆっくり休んでいてくれといわんばかりに若手が活躍。名古屋で行われた2試合の借りをまず一つ返しました。

 頑張った若手一人目は糸井選手。初回に俊足森本選手が1塁にいる場面で左中間を破る適時二塁打を放ち先制。2回にも適時二塁打を放ちました。「先発がダルビッシュということで、とにかく先制点を取りたかった」と稲葉選手が不在の中3番に抜擢され、その期待に見事に応えてくれました。「打順3番の座り心地はどうですか?」と聞かれ、「ぼちぼちです」と苦笑い。ベンチからも笑い声が聞こえてきました。

 二人目の若手は村田選手。札幌ドームでは初めての先発を打撃練習中に聞かされました。「緊張しました。特に相手先発が左投手ということだったので余計にびっくりしました」と試合後も記者に囲まれると緊張した面持ちで振り返ってくれました。2回には安打で出塁すると二盗に成功。この回一挙6点を挙げた打線のきっかけとなりま
した。本人としては「札幌ドームで盗塁を初めて成功させたのが一番うれしかった」と足でチームに貢献できた事を評価していました。

 忘れてはいけない若手がダルビッシュ選手。「まっすぐが良くない」とは言いつつも、多彩な変化球を交えていつものように堂々とした投球を続け、8回を5安打無失点に抑えてくれました。「攻撃の時間が長く、難しい面もありますが、今日のような展開のほうが気持ちは楽」と大量点に守られてきっちりとエースの仕事をしてくれました。

 「主力選手が抜けたときでも他の選手が少しずつその穴埋めを出来るのが強いチーム」と話したのは今日1軍に復帰したスレッジ選手。「でも稲葉選手がいるほうが当然さらにいいチームだし、優勝するには稲葉選手のは必要だね」とキャプテンの抜けた穴は簡単にふさがるものではありません。おやじシリーズは明日も続きます。糸井選手はお立ち台で「おやじたちと明日も一緒に勝ちましょう!」と片手を挙げてくれました。稲葉選手の穴を埋めるべく、明日も誰かが活躍してくれることでしょう。

■ダルビッシュ投手 <8回、打者30、球数123、安打5、三振10、四死球2、失点0、自責0>

8回無失点のダルビッシュ投手

「真っ直ぐがよくなくて、変化球の中でうまいこと緩急が使えたので相手が捕らえにくかったのかなと。攻撃が長いと難しい面もありますが、きょうのような展開の方が気持ちは楽ですし。こういうよくない時に勝てたことは次の登板につながると思います。」

■梨田語録

サイン入りTシャツ販売会

「故障者がいる中で8、9番(村田、鶴岡)が機能していい勝ち方だったなと。ダルビッシュが先発ということで村田には守りを期待しましたが、ヒットに盗塁と攻撃面でも(能力を)証明してくれました。ダルビッシュは前回のジャイアンツ戦に比べるとよくなかったが、それでも0点に抑えるのだからつかみどころがないですね。3連勝して大事なのは次。明日も気を引き締めて戦います。」

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