2009.06.16 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
3
0
0
0
0
0
X
R
H
3
6
4
5

■広報レポート <敗戦の収穫>

 今季は得点力のある打線に目を奪われがちで、その打力がパ・リーグ首位に立っている原動力となっていることに違いはありませんが、投手を中心とした守備力で点差を守りきるのが本来のファイターズ野球。しかし序盤にリードを奪われ、6回以降タイガースリリーフ陣からヒットを打つこともできず、そのお株を奪われてしまった形になりました。

 4回表に打順が廻ってきたこともあり、先発武田勝投手は3回4失点で降板。そのあとを継いだプロ入り3年目の宮本選手が3回を無安打、打者9人に抑える好投を見せてくれました。「今までで一番腕が振れていたけれども、三振を取れる投手ではないのに四球を出してしまったのが修正点です」と好投しながらも、目標はさらに高いところを見つめています。

 吉井投手コーチは「1軍に上がってきて結果を出したいという気負いがなくなってきたね。本来の自分のスタイルであるコントロール重視で緩急を使った投球ができていた」とまずまずの評価をしてくれましたが、まだまだ成長の余地があると見ているのか、表情は硬いままでした。指名打者が使えないがために廻ってきたチャンスでしっかりと結果を出した宮本選手。次回は勝ち試合で登板するかもしれません。

■武田勝投手 <3回、打者15、球数63、安打5(本塁打2)、三振1、四死球1、失点4、自責点4>

「先制してもらったのに、粘ることが出来なくて申し訳ないです。次回までにはしっかり修正して備えておきたいと思います。」

■梨田語録

「(相手投手)久保のバットの先に当たったボールが良い所に飛んで二塁打になってしまった所からばたばたして失点してしまったね。勝(武田勝投手)は右打者が多かろうが、左打者が多かろうが、この間のヤクルト戦みたいな投球をしてくれれば良かったんだけどね。稲葉はスタメン復帰初戦ながらよく打ってくれた。まだ完璧じゃないけど、やっぱり稲葉がいてくれたほうがいいね。(ホークスに並ばれたけれども)相手は関係ない。うちはうちの野球をするだけ。相手を気にしてもしょうがないですからね。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート