2009.06.20 SAT
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■広報レポート <4番打者>

 打点を挙げた後にコメントを取りに行くといつも「たまたまです」や、「良い所に飛んでくれました」と謙虚な受け答えをする高橋選手。いつも「もう一声」とお願いして一言二言しゃべってもらうのですが、今日は違いました。ダメ押しの2点タイムリーを放った後、アンダーシャツを着替えにロッカールームへ入ってきた時から気合の入った表情でガッツポーズ。「自分の場合は積極的に行った方がいい結果が出る。どうせ打ち取られるんだったら自分から打ちに行って打ち取られたほうがいいでしょ」と聞いてもいない事まで話してくれました。

 オールスター投票でもパ・リーグ1位の投票数を集めている高橋選手ですが、本職は捕手。キャッチャーの目線から常に試合状況を把握していました。「ダルビッシュは点を取ってあげれば楽に投げられるピッチャーなので」と投手の援護を何より考え、その2点タイムリーを放った打席ではブラウン監督がマウンドを訪れた直後に自分と勝負してくるなら初球と捕手だからこそ読みきれたスライダーをセンター前にはじき返しました。9回にも安打を放ち2試合連続の猛打賞で打率もリーグ2位まで上がってきました。打線の要となる4番打者を務めていますが、「このチームはつながりを大事にしているチームなので」と自分の打撃に徹し、「1,2,3番がしっかりチャンスで廻してくれるので、それに応えられてよかったです」と結局最後はいつもの謙虚な高橋選手に戻っていました。

 「広島県の隣、岡山県出身ということで、観客はどういう反応だったか」と聞かれると、「結構野次られました。プレッシャーになりますよね。でも今日はそれを跳ね返せたので。。。どうやら広島ファンだったようですし。。。」と記者たちの笑いを誘ってからバスに乗り込んでいきました。ファイターズはこれで交流戦12勝10敗1分、1試合を残して交流戦勝ち越しを決めました。

■ダルビッシュ投手 <7回、打者24、球数84、安打3、四死球0、三振5、失点1、自責点1>

「初めての球場でどうかな?と思っていましたが、非常に投げやすく変化球でもストライクが取れ、まっすぐも良かったので、7回でしたけど、いいピッチングが出来たと思います。」

■梨田語録

「(7回でダルビッシュ選手を交代した事を聞かれ)ダルは(ダルビッシュ選手)次の回に打順も廻ってくるし、翔(中田選手)も地元ということで打席に立たせてやりたかったからね。(ピッチャー返しが当たったのは)膝より上だと思ったけどね。本人はぜんぜん痛がるそぶりを見せていなかったけど、そこがダルのすごいところだね。相当痛いとは思うんだけど。信二の挙げた2点は大きかったね。うまく打ってくれた。」

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