2009.06.26 FRI
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■広報レポート <爽快感>

 快記録を逃しても清々しかった。7回までノーヒットノーランを続けていたダルビッシュ選手でしたが、8回先頭のサブロー選手に甘く入ったツーシームを右前に運ばれ、プロ入り初の偉業達成はならず。それでも試合後は「たとえやったとしても何勝もつくわけじゃありませんし、チームが勝てたことがよかったんで」と交流戦明けの初戦を白星で飾れたことに安堵していました。

 過去1勝3敗と成績の芳しくない千葉マリンスタジアム。“鬼門”という周囲の見方を封じ込めるには結果で示すしかありません。セーフティーバントの仕草をして内野陣に声を掛けるシーンを多々見せることで、予防線を張る。以前は強い海風でバランスを崩すこともありましたが、4日間の中断期間も鎌ケ谷を訪れて休まず調整するなど、高いプロ意識は強靭な肉体を手に入れ、今季初の中5日登板にもかかわらず8回まで力強い球を持続。長い髪が風に揺られてもむしろ心地よさを表情にたたえていました。

 8回表の攻撃が長引き、ベンチ前で長い肩慣らしを強いられた場面を「ツル(鶴岡)さんの(打席での)粘りでリズムが崩れました」と茶目っ気たっぷりに振り返ったエース。先輩に憎まれ口をたたくこともありますが、普段は他の投手陣に「今の投げ方ならこういう球を覚えたらいいですよ」とレクチャーするシーンがよく見受けられます。両リーグ10勝一番乗りと成績でも見事にチームを牽引し、チームを再び単独首位に返り咲かせました。

■ダルビッシュ投手 <8回、球数109、打者27、安打2、四死球2、三振7、失点0、自責点0>

「風が強くて、変化球も良く曲がってくれたし、ツーシームも切れがよかったです。コントロールも良かったですし、リズムのいいピッチングが出来たと思います。ノーヒットノーランはまた狙います。」

■梨田語録

ダル(ダルビッシュ選手)は中5日と言うこともあって7回で変える予定だったんだけれども、変えられる状況じゃなかったので8回のマウンドに送り出したんですが、まさかすぐにヒットを打たれるとは(笑)。。。風もあったので変化球も良く曲がっていたね。これからもああいうケースはたくさんあると思うしね。ひちょり(森本選手)のホームランは本当に久しぶりだったね。全力疾走も良かったし、先制打となって効果的だったね。稲葉のタイムリーもひちょりが出塁してすぐ盗塁して、あれも効果的でした。

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