2009.06.28 SUN
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■広報レポート <雨>

 午前中は曇り空ながら風も無く心地よい気候でしたが、試合開始45分ほど前から小雨がぱらつきだしました。開幕からなかなか調子の上がっていなかった先発スウィーニー選手ですが、5月14日、Kスタ宮城での楽天戦で今季初勝利を挙げてからは徐々に調子を上げ、ここ5試合では2勝0敗、防御率3.95を記録。週末ということもあり、札幌から呼び寄せた家族がスタンドで見守る中での登板でした。

 試合開始の時点で多少強くなった雨はやむことなく、難しいコンディションの中での試合でしたが、スウィーニー選手は連続三振でまずまずの立ち上がり。2回には打ち取ったあたりのボールが雨にぬれた土でイレギュラーバウンドする不運もあり2点を失います。4回には稲葉選手に待望の同点ツーランが飛び出し流れに乗るかと思われましたが、雨でぬかるんだマウンドのせいか制球に苦しみ、四球の多い粘りの投球を続けました。しかし6回に「頭の後ろのほうにはあった」勝ち越しのスクイズを決められてしまいます。雨脚が強くなったわけではありませんが審判はその直後に中断を宣告。そのまま雨天コールドで4敗目を喫してしまいました

 今年のスウィーニー選手、調子が悪いわけではありませんが好投がなかなか勝利に結びつきません。昨年12勝をあげた先発投手としての期待と責任をひしひしと感じているのか、いつもの笑顔は影を潜め、試合後ロッカーで頭を抱えていました。結果が付いてこないとはいえ、35歳になったばかりのベテラン投手。メジャーでの経験を生かしてきっと昨年のような活躍を取り戻してくれるはずです。

■スウィーニー投手 <6回、打者29、球数110、安打7、三振5、四死球4、失点3、自責点3>

「稲葉さんの同点本塁打で自信をもらい、難しいコンディションの中粘りの投球ができたとは思いますが、このような形で試合が終わってしまって残念です。」

■梨田語録

「1点差だっただけに(降雨コールドは)もったいないというか、最後までやりたかったですね。こういう天候でしたから途中からは常に9回のような感じがしていました。相手の小野はボールがすごく動いてよく変化していましたね。勝ち越し点のスクイズはサインは出てなさそうな感じがしたんですが、今江の時はよくあるし気をつけなければいけなかったと思います。」

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