2009.07.09 THU
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■広報レポート <40勝31敗1分>

 今日の試合がシーズン開始からちょうど72試合目。オールスターを区切りに前半戦、後半戦と分けることが多いですが、数字の上ではシーズンのちょうど半分が終了しました。残念ながら5連敗で前半を終えてしまいましたが、まだまだ折り返し地点に到達したばかり。明日から札幌でのマリーンズ3連戦で巻き返しを図ります。そこで今日は2009年北海道日本ハムファイターズここまでの戦いぶりを簡単に振り返ってみました。

 4月は札幌ドームでの開幕3連戦をイーグルス相手に3連敗を喫しましたが、月間MVPに選ばれた金子誠選手の活躍もあり12勝10敗と勝ち越しました。5月はダルビッシュ選手が投手部門、稲葉選手が野手部門の月間MVPをダブル受賞する活躍で16勝8敗1分。5月10日にはパ・リーグ首位の座まで駆け上がりました。6月は10勝8敗で、ホークスとの同率首位を含めて1ヶ月間首位の座をキープ。その原動力となったのは交流線で4割を打った高橋選手と、6月月間MVPに選ばれた糸井選手でした。

 ここまでの戦いを支えているのは当然リーグ1位の打率を誇る打線。そのチーム打撃成績を少し細かく見ていると意外なことに犠打の数もリーグ1位を記録し、併殺打の数はリーグ最小を誇っています。つまり常に強攻策でむやみにバットを振り回しているわけではなく、送るところは送り、全力疾走で併殺打を防ぐファイターズらしい打線が機能している証拠です。チーム投手成績を見てみるとどの成績も平均してリーグ2位の成績なのですが、唯一奪三振の数だけリーグ最下位です。リーグ1位といっても差し支えのない守備力を誇るファイターズですから、打たせて取るピッチングはむしろ歓迎すべきかもしれません。しかし走者を進めることなくアウトが取れる三振はピンチになればなるほどありがたいものです。その辺りが今年1点差試合の勝率が悪いのに繋がっているかもしれません。

 このペースで行くと80勝62敗2分という成績でシーズンを終えることになります。昨年の成績と比べると優勝できる勝率です。もちろんそんなにうまく後半戦も戦えるとは限りませんが、ここまでのファイターズの戦いぶりは十分評価できると思いますし、クライマックスシリーズ出場にはいいポジションにいるといえるでしょう。しかしファイターズの目標はあくまで優勝。昨シーズン札幌ドームでクライマックスシリーズを戦えず、悔しい思いをしたのを選手たちは忘れてはいません。北海道のファンの前でクライマックスシリーズを、そして日本シリーズを戦うために、明日から後半戦が始まります。

■武田勝投手 <3回1/3、打者20、球数78、安打10、三振2、四死球0、失点5、自責点5>

「走者を背負った場面で粘れなかったのが5失点に繋がってしまったと思います。ゲームはまだ終わっていないので、しっかり応援します。」

■梨田語録

「勝(武田勝選手)の初回は良かったんだけれどね。2回以降打たれたって事は調子は良くはなかったんだろうけど。。。打線も初回に無死二塁で得点できず、2回のチャンスも1点どまりで勝を援護できなかったのは痛いね。涌井は序盤あまり調子が良くなさそうだったけど、尻上がりに良くなったね。この3連戦四球を絡めた打線の繋がりがいまいち見られなかった。札幌へ帰って気持ちも切り替えてまた頑張ります。」

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