2009.08.02 SUN
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■広報レポート <試合の流れ>

6回、2ランHRを放つ二岡選手
二岡選手のファイト溢れるプレー

 ファイターズ先発武田勝選手は1,2回共に先頭打者を得点圏においてしまいますが、落ち着いて後続を打ち取り先取点を与えません。対するホークス先発杉内選手は3回までほぼパーフェクトなピッチング。しかし4回、1死1塁から梨田監督がエンドランをかけると、ヒットにはなりませんでしたが走者は二塁へ。これで流れを掴んだファイターズはスレッジ、小谷野選手の連続適時二塁打で2点を先制しました。

 そして6回表1死二塁の場面で打者は昨日逆転の2点本塁打を打った松中選手。1-2からの4球目がふらふらっと3塁ファールゾーンに上がるとこれを三塁手二岡選手が激走。まったくスピードを落とすことなくフェンスに激突しますが惜しくもボールはフィールドシートへ飛び込みました。しかしこのハッスルプレーがホークスに傾きかけていた流れを呼び戻しました。松中選手は結局遊直のダブルプレー。その裏の攻撃で二岡選手は自らのバットで試合を決める3号2点本塁打を放ちました。7回にホークスは小久保選手が先頭打者本塁打で反撃を開始しますが、中継ぎ陣が流れを断ち切る快投を見せ7-1で首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越しました。

 キャンプは足の故障で出遅れ、シーズン開始後はDHでの起用に限定されていることから出番が少ない二岡選手ですが、学生時代から練習熱心なことで知られています。試合に出なかった日も試合後ケージでバットを振る日も多く、中垣チーフトレーナーと共に再びの足の故障を防ぐべく厳しいメニューをこなしてきました。普段は口数の少ない二岡選手ですが、今日はバットで存在感を発揮してくれました。見えないところでの努力が実ってほっとしたのは本人よりもファンの方々だったかもしれません。

■武田勝投手 <6回0/3、打者22、球数79、安打5(本塁打1)、四死球0、三振5、失点1、自責点1>

先発した武田勝投手

「序盤走者が出る場面が多かったのですが、粘りの投球で何とか抑えることが出来ました。野手の方々もしっかりと守ってくれたので、それに応えてゲームメイクが出来たと思います。残りもしっかり応援します。」

■梨田語録

「勝(武田勝選手)は序盤に味方のエラーがあったりしながらも良くほおってくれた。本当に良いピッチングでした。先に点をやらなかったのは大きいね。二岡がボールを追ってフェンスにぶつかるプレーでベンチを奮い立たせたんじゃないかな。自分でもその後ホームランを打ってるしね。(4回のエンドランや稲葉の盗塁について聞かれ)杉内は良いピッチャーだからこっちからアクションを起こしていかないと崩せないからね。糸井は途中から出たほうがいいんじゃないかな(笑)。」

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