2009.08.04 TUE
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■広報レポート <なじみのある球場>

 2回に小谷野選手が6月13日以来となる6号ソロホームランで先制。打線はその後も小刻みに点を重ね10安打5得点を挙げました。先発八木選手は走者を出しながらも5回1失点でマウンドを降りると、4人の中継ぎ投手がライオンズ打線を6回以降単発3安打に抑え5-1で快勝、貯金を今季最多の21としました。9回のマウンドを任された武田久選手は勝利球を今日が誕生日の梨田監督にプレゼントして花を添えました。

 ファイターズらしさが出たのは6回でした。二つの四死球と単打で無死満塁とすると、「とにかくつなげようという気持ちで打席に立った」と言う小谷野選手が押し出しの四球を選びました。続く糸井選手が俊足を生かした併殺崩れの間にもう一点を挙げると、最後は鶴岡選手がライトへ犠飛を放ち、この回わずか1安打、適時打無しで3点を挙げ、L涌井投手をノックアウトしました。

 今日試合の行われた県営大宮球場は昨年のCS第一戦が行われ敗戦をきっした場所で、マイナスのイメージを持っている選手もいたかもしれませんが、八木選手は「大学のときにプレーした事がある場所なので、まったく違和感なく試合に臨めた」と試合後はなしてくれました。八木選手の大学の先輩にあたる小谷野選手も同じ事を言っていましたが、「ただ大学の試合でお客さんはまったく入っていませんでしたけどね」と報道陣の笑いを誘って球場を後にしました。

■八木投手 <5回、球数91、打者21、安打3《本塁打1》、四死球4、三振2、失点1、自責点0>

「相手が涌井だったので、丁寧に低めにボールを集めて最小失点で投げきろうと思っていました。実際ボールも低めに集められたので、走者を出しても良く粘って投球できました。中島さんに打たれたホームランは失投でした。長いイニングは投げられませんでしたが、全体的には良かったと思います。」

■梨田語録

「涌井投手は、間隔が空いていたのが影響したのかもしれない。ヒットの本数は決して多くないけど、稲葉が走ったり、スレッジがつないだり、みんなが好機をモノにしようという高い意識を見せてくれた。八木はあと1回か2回いってもらいたかったけど、球数も多かったからね。本当に良く投げてくれたね」

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