2009.08.05 WED
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■広報レポート <すり抜けた初勝利>

 2006年4月4日のソフトバンク戦に先発した須永投手は6回4安打1失点と好投し、勝ち投手の権利を得て降板しましたが、中継ぎ陣が逆転され一軍初勝利はなりませんでした。結局2006年一軍での登板はその一試合だけで2007年も一軍登板はわずかに3試合、2008年は一軍登録されることすらありませんでした。今季は開幕一軍を果たしましたが4月26日を最後にファーム行きを命じられました。ファームでは先発投手として起用され、7月に入ってからは安定したピッチングを続けていました。

 そして今日、実に1219日ぶりに一軍の試合で先発のマウンドに上がった須永投手は切れのあるまっすぐとスライダーを低めに集め6回までをノーヒットピッチング。しかし7回の先頭打者に内野安打を許し、無安打試合は途切れるとさらに続く打者に二塁打を許したところで降板。すると中継ぎ陣がL打線につかまりこの回計5安打で5失点。須永選手の初勝利はまたもやお預けとなってしまいました。

 「腕の角度が安定して、まっすぐと変化球と同じ角度で投げられるようになった」のが好調の原因と分析した須永投手。「せっかく与えていただいたチャンスなのでものにしたかった」と気合も十分だったようです。厚澤投手コーチも「この登板にかける意気込みが表れている投球」と高く評価していました。試合後には「良い投球が出来たとは思いますが、結果的にチームが負けてしまったのではだめなので、チームが勝てるピッチングが出来るようになりたい」と話し、今日のような登板を何度も繰り返していく決意を口にしました。先発ローテーションに入るのは6人。梨田監督はこの先どの6人を使っていくのか頭を悩ませることになりそうです。

■須永投手 <6回0/3、打者22、球数83、安打2、四死球2、三振5、失点2、自責点2>

「立ち上がり特に意識してどんどん攻めて行ったのがいい結果に繋がりました。7回先頭打者を出してしまった場面ですが、長打を避けるためにもっと厳しいところに投げなければいけないのがシュート回転して甘く入ってしまいました。」

■梨田語録

「須永は良かった。しっかりとゲームを作ってくれたね。7回を投げきってくれれば良かったんだけど、、、球数も少なかったからヒット一本打たれたからといって変えるわけにもいかなかったしね。。。素晴らしいピッチング。出来れば勝たせてあげたかった。5安打と野手選択と全てあの回に集中してしまった。もう少し分散してくれても良かったんだけどな。」

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