2009.08.09 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
1
0
0
0
0
3
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
R
H
4
10
1
4

■広報レポート <投手戦>

 今日も2死からでした。両先発投手の好投で1対1で迎えた8回、2死から糸井、高橋両選手の連続安打で1,3塁とすると小谷野選手が会心のあたりを放ちました。E先発長谷部投手がグローブを出すと「バシッ」と大きい音がベンチまで聞こえてくるほどでした。ピッチャーライナーかと思われましたがボールはグローブをこぼれ、その処理にあわてた長谷部選手は一塁へ悪送球。安打と失策が記録され、2-1とファイターズは勝ち越しに成功しました。続く二岡選手も2点適時二塁打を放ち4-1とリードを広げたところで長谷部投手は降板。スタンドからは「長谷部よく投げたぞ!」と惜しみない声援が聞こえました。

 「今日は最初からコントロールが良く、ツル(鶴岡選手)のリードを信じて投げたのが良かった」と話したF先発武田勝投手は持ち前の緩急をつけたピッチングでイーグルス打線を翻弄、8回を投げて3安打1失点で6勝目を挙げました。唯一のピンチは7回に迎えた1死三塁の場面でした。「ツルがどんどん攻めて来いと言ってくれましたし、ここまで逃げて打たれたことが多かったので(塁は空いていましたが)勝負に行きました」と外野フライでも勝ち越される場面でしたが強気の投球でピンチを切り抜けました。

 今日はスレッジ選手も家庭の事情がありチームを離れており、森本選手、稲葉選手を含めたレギュラー陣3人を欠いたファイターズでしたが、フィールドに立つ選手全員でそれをカバーしてくれました。「チームが一丸となって一人一人の役割を果たしている」のが好調の要因と武田勝選手がヒーローインタビューで話してくれました。実際稲葉選手に変わって3番を打っている糸井選手はこの3連戦で9安打を放ち、初めて外野手として先発出場した陽選手、右翼に入った紺田選手も安打を放ちました。長いシーズン怪我人が出るのはどのチームにもあることですが、どのポジションでも層の厚いファイターズに死角は見当たりません。

■武田勝投手 <8回、打者29、球数98、安打3(本塁打1)、四死球2、三振8、失点1、自責点1>

「序盤からコントロールも良く、ツル(鶴岡選手)のリードどおりに投げられたのが良かったと思います。走者を出しても粘りの投球が出来たからこそ8回まで投げられました。野手の堅い守りにも感謝します。残り1イニングですがしっかり応援します。」

■梨田語録

「何とか最後に点がとれたけど、なかなか苦しい試合だった。8回はみんなでつないでよく得点したね。3、4点目の追加点が非常に大きかった。糸井は3番に入ると本当によく打つんだよ(笑)。武田勝も最後はアップアップしたけど、本当によく投げた。7カード連続勝ち越し?楽な試合なんてない。しんどいよ。これからもみんなで戦っていくしかない。試合中に地震があったんだって?僕は気づかなかったけど。ちょっとゆらゆらしたので、自分の心が揺れているのかと思った(笑)」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート