2009.08.13 THU
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■広報レポート <カード連続勝ち越し>

 「今のような投球を続けるわけにはいかない」とこの登板のために一軍に合流したときにスウィーニー選手は話してくれました。昨年はチーム2位の12勝を挙げ、先発ローテーション二番手として期待されていながら今季ここまでわずかに2勝。2度目の一軍登録抹消を経て、背水の陣で先発のマウンドにあがりました。

 しかし「結果を求めるばかりに逃げに廻ってしまうことがある」と吉井投手コーチが懸念していたことが現実となり、5回1/3を投げて5四死球4失点で降板。打線の援護もあり勝利投手にはなりましたが、試合後「あと1球か2球大事なところで(打者を抑えられる)良いボールを投げないと…」と話すスウィーニー選手から笑顔は見られませんでした。6連戦が8週続く後半戦は先発投手6人で廻していくのが理想的ですが、今のところなかなか最後の二人が固定できていないだけに、スウィーニー選手の復調が望まれるところです。

 昨日は8安打2得点と東京ドームでの試合としては物足りない結果に終わった打線でしたが今日は13安打8得点で鬱憤を晴らしました。小谷野選手はチャンスで廻ってきた2度の打席両方で長打を放ち4打点を記録。「誰かがいないから違うことをするのではなく、自分に出来ることをしっかりやっていくだけ」と高橋選手が膝の痛みから欠場しているため打順も変わっていますが、次に繋ぐというアプローチを変えずに結果を出しました。

 これでオールスター前から8カード連続で勝ち越しましたが、チーム内からは「一戦一戦目の前の試合に集中していくだけ」という言葉しか聞こえてきません。今日も勝って兜の緒を締めたファイターズ、明日10日ぶりに北海道のファンの前でプレーすることが出来ます。

■スウィーニー投手 <5回1/3、球数92、打者25、安打7《本塁打1》、四死球5、三振0、失点4、自責点4>

「初回ローズへの失投だけは本当に悔やまれますが、今日は自分の気持ちを全てボールに乗せて投げることが出来たと思います。今の自分は後1球か2球大事な場面で(打者を抑えられる)良いボールを投げられるかどうかが、結果を出せるかどうかの境目になっていると思います。その1,2球が投げられたら、このチームに貢献できると思うのですが。。。」

■梨田語録

「粘り強く逆転してくれましたね。Bs平野は立ち上がりのボールだと打てない感じでしたが、少しずつ球数を放らせたのがボディブローのように効いたと思います。夏場はそういうのが堪えますから。ベテランが疲れてくるころに、代わりに誰が出ても本当によくやってくれます。(2試合欠場の)高橋はあすの状態を見て出場かどうか決めます。」

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