2009.08.15 SAT
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■広報レポート <母を元気づけたい>

息子を抱いてヒーローインタビューに答えるスレッジ選手
お立ち台の投打のヒーロー

 両チーム投手陣の好投で7回まではゼロ行進が続きました。ゲームを分けた8回、L渡辺監督は1死1,3塁の場面でそこまで好投していた先発岸投手に見切りをつけ継投策に入りました。今シーズンは岸投手相手に7打数0安打6三振とまったく打てていなかったスレッジ選手は「岸よりは自信を持って打席に入れた」星野選手から値千金の2点適時中堅越え二塁打を放ちゲームを決めました。

 「前回家族は試合を見に来ていなかったので、次回はぜひ息子と一緒に上がりたかったお立ち台」で「ヨッシャー」と雄叫びを上げたスレッジ選手。「チョットドキドキ」していた打席で放ったヒットも「息子が幸運をもたらしてくれた」からだそうです。しかしスレッジ選手も「みんなで取った得点だと思います」とチームワークでの勝利を強調しました。

 そのお立ち台に上がったスレッジ選手をグランドから妻、姉、そして母が見守っていました。実は先週スレッジ選手の母方の祖父が亡くなっていました。その訃報をスレッジ選手の母は成田空港に降り立ってから聞きました。「とんぼ返りで帰国することも考えた」そうですが、スレッジ選手の勇姿を見るために日本まで来たからと、葬儀に参列することはあきらめました。「お母さんを元気付けてあげたいからいいプレーを見せたい」と涙をこらえながらの1週間を経てお立ち台に上がった息子を見た母はとても誇らしげでした。

■藤井投手 <5回0/3、打者20、球数99、安打5、三振1、四死球2、失点0、自責点0>

6回途中降板する藤井選手

「相手より先にマウンドを降りたくはありませんでしたが、走者を出しながらも低目をついて粘りの投球ができたと思います。残りの試合しっかり応援します。」

■梨田語録

梨田監督とハイタッチするスレッジ選手

「途中まで劣勢だった上に、岸投手を攻略していないので勝った実感はないんですけどね。相手の打線を考えるとよく0に抑えられたと思いますし、藤井は無失点で降板したのは不本意でしょうけれど、やはり先に点をやれないというのがありましたからスイッチしました。それぞれが本当に自分の役割を果たしてくれています。9カード連続の勝ち越しですが、それはそれ。あすの試合が大事です。」

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