2009.08.20 THU
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■広報レポート <屈しない>

外野に掲げられた応援ボード

 「こういう時こそ本当の力が試され、チームが団結できるチャンス」。試合前、ビジョンに田中賢選手会長のメッセージが流れました。インフルエンザ禍に見舞われ、メンバーを大きく入れ替えざるを得ない状況で11安打と塁上をにぎわせながら1得点。7月上旬に5連敗して以来の2連敗と、意気込みを結果に結びつけることは出来ませんでした。

 そんな中、急きょ鎌ケ谷から呼び寄せられた選手が期待に応えました。発熱があった糸井選手に代わり、2番・センターに入った村田選手が5回の左中間適時二塁打を含む3安打。そのお膳立ては3カ月ぶりに1軍に戻ってきた中田選手の三遊間を破る痛烈なヒットでした。「チームがこういう時期なので、自分がやれることをやって貢献したかった」と2人は図らずも同じコメントを発したのが象徴的でした。

 5月にファームへ行き、リリースポイントが定まらず長らく苦しんだ榊原選手も2イニングを無安打無失点と復調。2万4000人が詰め掛けたスタンドからの拍手に「力をもらいました」と有難く受け止めていました。21日からの福岡遠征からは大野、二岡選手が復帰予定。力を結集し敵地での首位攻防戦に挑みます。

■多田野投手 <7回、打者27、球数108、安打4(本塁打2)、三振3、四死球2、失点4、自責点4>

3回、2ランHRを打たれる多田野選手

「先に点を取られてしまったのも良くないですし、取られ方も悪かったです。悪い点は反省して次回に生かせられるようにします。」

■梨田語録

試合前に記者団の質問に答える梨田監督

「ヒットは出たけどホームになかなか帰れなかったね。逆に相手は本塁打2本?出たのは大きい。多田野は早い回に点を取られたのが痛かったね。でも7回まで投げきって形は作ってくれた。村田はクリーンアップに繋ぐという2番の働きをしっかりしてくれた。中田も以前より逞しくなったというかちょっとでもうまくなろうとする意識が見えました。練習見てても状態良さそうだしね。チームがこういう状態だけど選手は精一杯やってくれました。一戦一戦大事にやるだけです。」

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