2009.08.26 WED
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■広報レポート <内助の功と守備>

 長いトンネルを抜け出しました。七夕の夜に西武ドームで敗戦投手となって以来の一軍マウンドを任された糸数選手は7回を投げきり5安打1失点の見事なピッチングで2勝目を挙げました。昨日の試合で兆しが見え始めた打線の繋がりは今日も健在で、2回に4連打で4得点を挙げるとその流れを最後まで失うことはありませんでした。

 「初回に先制されながらもすぐに逆転してくれたので、自分の投球に集中できた」と試合後糸数選手がうれしそうに話してくれました。鎌ケ谷から一軍召集されたことを妻に告げるとなによりもまず「ユニフォーム忘れないように」と言われ、今日の朝にも電話で「連敗中だから勝ったらヒーローになるよ」と“プレッシャー”をかけられましたが、「笑いながらそういう話が出来たので、逆にリラックスできた」と好投の影には内助の功がありました。

 しかし今日の糸数選手を何よりも支えていたのは守備でした。初回に1点を失いなお走者1、3塁の場面で3塁に飛んだ強い打球を小谷野選手がはじきましたが、これを金子誠選手がすばやく捌いて2塁へ送り3つ目のアウトを取りました。7回にも二つの強いあたりのライナーを小谷野選手、田中賢選手が飛びついての好捕。連敗の要因としてここ4試合に5つも記録していた失策があることは間違いありません。5試合ぶりの無失策試合でようやく今季最長の6連敗を脱出したファイターズ。ようやく本来の姿が戻ってきました。

■糸数投手 <7回、打者27、球数99、安打5、四死球2、三振6、失点1、自責点1>

「初回に先制点を取られて相手のリズムになってしまいそうでしたが、2回以降はしっかりと腕を振って自分の投球をすることが出来ました。先制されたすぐ後に大量点を取って逆転してくれたうえに、素晴らしい守備で守ってくれた野手の方々に感謝します。」

■梨田語録

「昨日も勝てそうな試合を落としていたのでどうなるかと思ったが、糸数が連敗中という状況のなか本当に良く投げた。前回、ファーム降格の際に『弱気になるな』とアドバイスしたが、今日はそれを完全に克服した姿を見せてくれた。バックも良いプレーの連続で盛り立てたね。初回を1点でしのいでから、随所の好守が完全に試合の流れを変えた。打線は昨日の終盤の粘りがそのままつながっていた感じ。賢介の状態が上がってきたことも明るい材料だ。どんな勝ち方でも、勝てばいい。明日もいきましょう。」

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