2009.08.27 THU
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■広報レポート <連勝>

 9カード連続で勝ち越した強いファイターズが帰って来ました。先発多田野選手は走者を出しながらも粘りのピッチングで6回を1失点に抑える好投を見せると、7回に糸井選手が逆転の2点本塁打を左翼ポール際に叩き込み逆転に成功しました。9回にもスレッジ選手が貴重な追加点となるソロ本塁打をライトスタンドへ放ち、最後は守護神武田久選手がきっちりと抑えて3-1で快勝。いい流れで札幌での首位攻防戦へ臨みます。

 糸井選手は「切れるかなと思いながらボールを見ていた」と話してくれましたが、ボールがスタンドへ入ったのを見届けると大きくガッツポーズ。いつもよりも少し時間をかけてホームへ帰って来ました。ベンチ裏へ引き返してくると、「はっきり言ってまぐれです」と自分でもびっくりした本塁打のようでした。昨日復帰後初めて安打を放ったスレッジ選手も今日は猛打賞を記録し、ようやく以前の感覚を取り戻したようです。

 ここまでの強いファイターズを支えてきた中継ぎ陣がきっちりと役目を果たしたのも今日の試合のキーポイントでした。7回に多田野選手からマウンドを譲り受けた林選手は2死を取りながらも自らの失策で得点圏に走者を出してしまいます。ここでルーキー谷元選手がマウンドに上がるとしっかりと後続を打ち取りました。セットアッパー建山選手も8回を三者凡退に抑える好投を見せ、復調をアピールしてくれました。明日以降体調不良でファーム落ちしていた中継ぎ陣の再登録が可能になります。好投している中継ぎ投手陣の誰を残すのか、梨田監督が苦渋の決断を下さなければいけなくなってきました。

■多田野投手 <6回、打者25、球数97、安打6、四死球2、三振4、失点1、自責点1>

「走者は出してしまいましたが、味方の好守備に助けられ、粘りの投球ができたと思います。ただ、先制点を取られたことと、球数が多くなってしまったことは反省しないといけないですね。」

■梨田語録

「平野の調子がよかっただけに、糸井の一発は本当に大きかった。追撃となったスレッジのホームランも効いたね。オリックスに相性の良くない多田野だったが、今日は良く投げてくれた。あとを受けた建山、久(武田)もつないだね。札幌ドームに帰る前に最悪の状態から抜け出せたのは大きい。明日にもマジック点灯?まだまだだからね。久々の北海道で、札幌ドームでたくさんの元気をみなさんからいただきたい」

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