2009.08.30 SUN
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■広報レポート <悔しさを胸に>

監督に代わり、選手交代を告げる福良ヘッド兼打撃コーチ

 全力で一塁へ駆け込む稲葉選手より一瞬早く、ゴロをさばいた小久保選手の足がベースに達し、ファイターズの連勝は4でストップ。首位攻防にふさわしい1点を争う白熱の展開に、ロッカーへ下がる選手の表情は一様に悔しさにあふれていました。1週間前に福岡で15三振を喫して敗れたH杉内選手を終盤まで追い詰めただけに、稲葉選手も「ふー」っとため息をついて険しい顔を見せていました。

 普段温厚な梨田監督も熱い一面をのぞかせたのは6回。無死一、二塁でキャッチャー前にバントした二岡選手がH田上捕手と接触し、守備妨害のジャッジにベンチを飛び出して猛抗議したのです。遅延行為を取られて近鉄監督時代の2002年8月以来、2度目の退場処分を受けました。

 指揮官不在となり、福良ヘッドコーチが代行を務める中、ナインの気持ちも必然的に高まりました。7回に登板した2番手・菊地選手が3者三振でベンチに下がる際に「っしゃー」と珍しくほえたのがその例です。8回に好調・宮西選手がつかまり逆転を許しましたが、この1敗をしっかりと胸に刻み込みあすから11日間のロードに出ます。

■八木投手 <6回、打者22、球数83、安打5、四死球2、三振3、失点1、自責点1>

先発の八木投手

「体調を崩して、休み明けの登板だったので少し不安もありましたが、連勝中のチームの勢いもあり、その勢いに乗って低めに丁寧に投げることが出来ました。攻める気持ちを忘れずに、ツルさん(鶴岡選手)のリードを信じて思いっきり投げたのが良い結果に繋がったと思います。」

■梨田語録

判定に抗議する梨田監督

「相手投手が杉内だからなかなか点は取れないとは思っていたけどね。2点取れたけど3点目が遠かった。八木は病み上がりだけど1点に抑える良い投球をしてくれた。6回の守備妨害との判定だけど、あれが守備妨害だったらキャッチャーは誰でも打者走者に後ろからぶつかっていくようになってしまうからね。(遅延行為で退場になってしまったけど)あそこで簡単に引き下がっていたらファンも納得しなかっただろうからね。」

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