2010.04.02 FRI
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今日は選手

 出番は7回2死にやってきました。宮西選手の後を受けた武田久選手の登板と同時に、ベンチからグラウンドに飛び出したのは中嶋聡兼任バッテリーコーチ。選手として今季初のマスクをかぶりました。

 出場選手登録されたばかりの中嶋聡選手。普段から打撃練習には参加していますが、この日はシートノックにも加わって軽快な動きを披露していました。試合前の円陣では、梨田監督から指名されてナインにカツを入れました。打席が回ってきた際に代打を送られたとはいえ、これで実働24年目となりました。

 これまでも試合中は常にベンチからファイターズバッテリーの動きに目を光らせています。しかし、実際にマスクをかぶるのとベンチで見るのは「違う感覚がある」と話してくれました。投手陣がゲームで投じる生のボールを受けることで、状態の見極めができた様子。試合後は、9回にバッテリーを組み、ロッカーが後の金森選手にアドバイスを送っていました。

 調子が上がってこない武田久選手のボールを受け、「何で打たれるのかなって思うくらいのいいボールもあったよ」。もちろん、コーチの視点ならではの厳しい言葉もありますが、それは期待しているからにほかありません。「欲を言えばキリがない」。選手らしいというだけではなく、コーチらしい言葉だともいえるでしょう。

 白星には恵まれなかったとはいえ、試合では西武先発の涌井選手を苦しめる場面もありました。最後まであきらめることなく、9回もあと一歩まで追い詰めています。きっかけひとつで大きく流れが変わる予感も…。3日のファイターズ先発はダルビッシュ選手です。

■八木投手 <4回0/3、球数85、打者21、安打7、三振2、四球2、失点2、自責点2>

先発した八木選手

「前回が前回だったので、きっちり行こうとしすぎたところがあったのかもしれません。カウントを悪くして苦しくなって、真ん中にいって打たれるというかんじで、自分で悪循環にしてしまった。あとはしっかりベンチで応援したいと思います。」

■梨田語録

試合前にメンバー交換する両監督

「相手が涌井ということで、厳しいかなと思っていたけど、先制されながらも同点に追いついたり、一時は勝ち越せたんだけど。。。今シーズンはタイムリーエラーが多いのが痛いところ。気を取り直してまた明日頑張ります。八木はコントロールが今ひとつでしたね。四球で流れを悪くしてしまっていました。久は不運もあって今日も負け投手になってしまったんだけれども、ツーナッシング(0ボール、2ストライク)からヒットを打たれたところとか、以前のような制球を取り戻していないようですが、ボール自体はそんなに悪くなかったね。」

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