2010.04.06 TUE
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■広報レポート <Feel it!>

 2点ビハインドの9回、先頭打者、坪井選手の二塁打が逆転への布石となるかと思われましたが、最後は田中賢介選手がレフトフライに倒れ試合終了。2番レフトが固定出来ない、遊撃手金子誠選手の負傷で戦線離脱、言い訳を考えれば何かしら浮かんではきますが、チームに足りないところを誰かがおぎない、助け合ってきたのがファイターズ。それが出来ていない事が2勝9敗1分という数字に現れています。

 梨田監督は今日の試合後緊急ミーティングを招集、「まだ132試合ある。俺が決めてやるという気持ちがありすぎるんじゃないかな?全員でお互いを助けあってやっていこう。野球を楽しんでやっていこう」と激を飛ばしました。試合後はいつものようにバットを持ってマシン打撃に向かう選手が多数、今日の打撃を振り返るために映像を見る選手、コーチ陣と守備の細かい点について話しあう選手もいました。選手一人一人がやるべき事はわかっていますし、試合に向けての準備も出来ています。それがどういうわけかグランド上での結果に結びつきません。

 今シーズンは昨年7人のゴールデングラブ賞受賞選手を輩出したとは思えないぐらい失策が目立ちます。チーム状態がいい時に失策が与える影響はわずかですが、今のチーム状態では一つの失策が勝敗を分けてしまっています。野球にエラーはつきものですが、勝ちグセのついていた昨年はそれが敗戦に結び付く事はごく僅かでした。選手の入れ替わりはありますが、チームの外枠は変わっていません。忘れかけている勝ち癖を思い出すためにもいまこそ今年のスローガンの「Feel it!」基本方針を見直す時かもしれません。

■多田野投手 <4回2/3、球数79、打者19、安打3、三振3、四球2、自責点2、失点2>

「5イニングス目になって自分の悪いところが出てしまいました。せめて同点で止めておかないと。逆転は許しちゃいけなかった。」

■梨田語録

試合前の梨田監督

「初回に1点を取っていい出足でいけたけど、あのまま終わるとは思いませんでしたね。多田野は今シーズン初登板にしては素晴らしかったし、いい流れを作った。ただ点を取られたのが四球からだったのがね。攻めて打たれるのはしょうがないけどね。なかなか打線がつながらないですね。オレが決めてやるという気持ちがありすぎるんじゃないかな。去年では考えられないことも起こっているしね。試合後にみんな集めて、まだ132試合あるんだからと。ひとりひとりが状態を上げていくのも大事なことかもしれない。この流れを何とか断ち切りたいですね。」

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