2010.04.13 TUE
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■広報レポート <1試合5安打>

 失投を逃さないだけではなく、難しいボールもはじき返す。田中賢選手の勢いが止まりそうにありません。

 1回1死二塁での右前適時打で“ケンスケ劇場”はスタート。3回1死三塁で左前適時打に続き、左線二塁打、中前打として9回には先頭打者として右前打で出塁しました。昨年6月17日の阪神戦以来となる自身2度目の1試合5安打。11日の試合でも最後の4打席に出塁しており、9打席連続出塁も記録したことになります。

 「あまり意識はしてなかったけど、たくさん打てるのはいいこと。打って悪いことはないですから」

 1番打者として開幕を迎えた田中賢選手。しかし、主将・稲葉選手が背中を痛めた8日の試合から、3番に起用され始めました。好調ぶりは、どの打順でも関係なかった様子。5試合で20打数13安打と打ちくり、シーズンの打率は.411まで跳ね上がりました。

 稲葉選手の復帰も間近ですが、梨田監督は「選手会長としてしっかりやってくれている」と大きな期待を寄せ、当面は3番で使い続ける構想を明らかにしています。今季は開幕から高いレベルでの打撃を続け、田中賢選手自身も「自然な感じで打てている」と話す上で、「油断しないで謙虚に行きたいです」と気を引き締めています。

 残念ながら最後は力尽きた一戦。それでも、4点差を跳ね返して一時は同点に追いつく粘りも見せ、サヨナラのチャンスも作りました。波に乗り切れない戦いが続きますが、これからも選手会長は自らのバットでチームを鼓舞し続けてくれるはずです。

■多田野投手 <4回0/3、球数74、打者20、安打7、三振5、四球1、失点3、自責点3>

先発した多田野選手

「調子は悪くなかったのですが...」

■梨田語録

「粘り強くやってくれたけど、5回の4失点が重くのしかかりました。あそこまでいったら勝たないといけない。残念ですね。多田野は2アウトから失点があったり、ピンチがあったり、ヒットそのものも多かったから交代かなと。6連戦の頭だから我慢したかったけどね。(田中)賢介は非常に状態がいい。稲葉はいないですけど、選手会長としてしっかりやってくれていますね。」

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