2010.04.16 FRI
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■広報レポート <仕事人の働き>

 ベース上でも引き締まった表情を崩しませんでした。体調不良の高橋選手に代わって4番を任されている二岡選手が、しっかりと結果を出してみせました。6回の先頭で左前打を放つと、8回1死一塁では右前打で出塁。今季のチーム最長となる8試合連続安打を記録しています。

 どんな役割を任されても黙々とプレーを続ける二岡選手。キャンプでは三塁の練習が多かったものの、金子誠選手の戦線離脱で本職の遊撃を守る機会が増えました。そして打順も開幕戦での2番に続き、6、7番で好調を維持。頼れる男として前日から4番で起用されています。チームが低空飛行を続ける中で輝きを放っている一人といって間違いありません。勝利に結びつく一打が出たときの笑顔が待ち遠しくもあります。

 この日はその二岡選手がDHで出場したため、前日の試合で7試合ぶりにスタメン復帰した稲葉選手が、11年ぶりに一塁手としてスタメンに名を連ねました。外野転向前の本職だとはいえ、「打球が速く感じる」と苦笑いするほど。それでも、一塁ゴロを含めて無難に守備をこなしながら、投手陣に声をかける場面も見られました。

 また、腰痛から復活した森本選手が7回に代打で復帰しました。そのまま左翼に入り、3度の守備機会を消化。梨田監督も「すごく軽やかな動きをしていた」とホッとした様子です。攻撃面でもフルスイングに一塁への全力疾走と、不安を払しょくしています。

 ベテラン、そして、復帰組が奮起した一戦。4連敗で借金10と厳しい戦況は続きますが、辛抱を重ねながら1勝をもぎ取りにいきます。

■ダース投手 <2回1/3、球数61、打者14、安打4、三振1、四球4、失点3、自責点3>

「せっかくチャンスをもらったのに生かせなくて悔しいです。しっかり調整して、今度は貢献できるように頑張りたいです。」

■梨田語録

「ダースのボールは良かったんじゃないかな。140キロより速く見えるしね。ただ、ボール球が多かった。一度(登録から)外すけど、肩の状態がよければ戦力になってくれそうだね。森本はフライを2つ処理したけど違和感なかったね。すごく軽やかな動きをしていた。(2回の攻撃は)ゲッツーもいいあたりだったんだけどね。誰が投げても1試合1試合やっていくしかない。一度に(借金)10は跳ね返せないんだから。」

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