2010.04.28 WED
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■広報レポート <Ordeal>

 マウンドに上がった3人の若手投手には、試練の時間となりました。先発した吉川選手は、3回までほぼ完ぺきな投球を見せていましたが、4回1死での四球から3ランを浴びました。6回にもソロを打たれるなど7失点(自責点6)。「いい流れに乗って投球ができなかった」と肩を落としました。

 6回無死満塁で後を受けた榊原選手も火を消すことはできず、7回から3番手で登板したプロ初登板の土屋選手も2イニング目に3ランを浴びました。3人で11失点。前日にルーキーの増井選手が快投を見せていましたが、1軍の試合はそう甘くないということかもしれません。

 思い通りの結果は出せませんでした。ただ、こういった試練を乗り越えてこそ、1軍に定着できるのも事実。内容的には今後に期待を抱かせるものでした。「吉川は中身のある内容。土屋は初登板に見えないくらい堂々としていた」と梨田監督も評価していました。

 打者では尾崎選手が代打出場から捕手と一塁に就き、2打席目となった8回2死には左線に二塁打を放ちました。投打ともに、若手は持ち味を出し続ければ、この後もチャンスはめぐってくるはず。結果が出ても出なくても、一歩ずつしっかりと階段を上っていきます。

■吉川投手 <5回0/3、球数111球、打者24、安打5(本塁打2)、四死球4、三振5、失点7、自責点6>

先発登板の吉川投手

「昨日の勝ちからのいい流れに乗って投球することが出来ず、チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです。」

■梨田語録

試合前の梨田監督

「吉川は状態は良かったね。角度のあるボールもあったしね。フォアボールが絡むホームランはあったけど、中身のある内容だった。土屋は初登板に見えないくらい堂々としてたね。テンポもボールの質も良かった。長いイニングが投げられるようになれば、先発もあるかもしれない。打線の援護は仕方ないところもあるから。みんな一生懸命やってくれてる。明日は先発のケッペルに7回以上投げてもらって、いいピッチングを期待したいです。」

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