2010.06.24 THU
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■広報レポート <意地みせた最終回>

 プロ初勝利初完封を目前にしたホークス山田選手の前に、ファイターズの中軸が立ちはだかりました。9回。1死から森本選手が中前打で出塁すると、稲葉選手が死球を受けて一、二塁に。そこで打席に立ったのは小谷野選手でした。

 カウント1―1からの3球目にしっかりバットを合わせると、打球は左前へ。二塁走者の森本選手を本塁に迎え入れ、山田選手を引きずり下ろすことに成功しました。最後まであきらめずに食らいつく姿勢は、差がついた試合でも変わりません。

 小谷野選手はこの5試合中4試合で打点を稼いでいます。4番が板についた印象ですが、「自分は脇役だから。4番だとしても4番目の打者として打席に立ってます」と本人は常に言い続けています。どの選手も打順は関係なし。それがファイターズ野球の真髄といっていいでしょう。

 また、鵜久森選手は代打で左前打を放ち、期待に応えました。限られた出番の中で、きっちりと結果を出して首脳陣にアピール。投げる方では2番手で登板した加藤武選手が2回無安打の好投を見せています。

 2カード連続同一カード3連勝での6連勝こそ逃しましたが、この11戦で8勝3敗。勢いにかげりはありません。長い遠征を終えて、25日からは札幌ドームでの3連戦です。北海道に戻り、再び加速するためにはファンのみなさんの後押しが必要です。大きな声援、どうぞよろしくお願いします!

■八木投手 <5回、球数87、打者22、安打5、三振7、四球2、失点4、自責点4>

「ボール自体は悪くなかったと思います。ただ、オーティズ選手へのフォアボールと松田選手に追い込んでからうまく打たれた2つが痛かったです。1点ならまだ分からなかったし、あそこは抑えないといけなかった。一気に4点取られて流れを悪くしてしまったところが反省点です。試合はまだ終わっていないので、逆転を信じてベンチで応援します。」

■梨田語録

「(ホークス先発)山田は映像とだいぶ違ったね。四死球が多いイメージがあったんだけど、コントロールが思ったより良かったし、スピード表示よりも速く感じるボールだったんじゃないかな。球数ほおらしたんだけど、4点とられてプレッシャーをかけられなかった。八木はもったいないオーティズへの四球で1,2点でよかったところを4点にしてしまった。明日から久しぶりに札幌ドームで試合?連勝は止まったけど、また北海道のファンの声援を受けて試合ができるのは良い事だね。」

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