2010.06.25 FRI
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■広報レポート <本拠地初ヒーロー>

本日のヒーロー達

 リーグ戦再開からの快進撃は、北海道に戻っても止まることはありませんでした。1回。ファイターズ打線の“お株”ともなっている2死からの攻撃が、いきなり見られました。稲葉選手が中前打で出塁し、打席には小谷野選手。インコースへの速球をフルスイングすると、打球は左中間スタンドに吸い込まれていきました。先制5号2ランです。

 小谷野選手は3回1死二、三塁でも左前に2点適時打。そして、5回には1死二塁で右前適時打を放ち、5打点をたたき出しました。今季初めて本拠地でのヒーローインタビューに登場。水を気持ちよさそうにグイっと飲んでお立ち台に向かう姿が印象的でした。

 第2打席からは“栄ちゃんコール”が起こるほど、スタンドはヒートアップ。「ちょっと照れくさいですね。でも、うれしいです」と満面に笑みを浮かべていました。高い出塁率を誇る上位打線を確実に本塁に迎え入れるのが仕事。つなぎの4番はしっかりと機能しています。

 その小谷野選手が「あの打球はすごいのひと言ですね」と振り返るのが糸井選手の一撃。5点リードの5回1死一塁で右翼スタンドに弾丸ライナーで8号2ランを叩き込みました。「えらい伸びましたね」と自分でも驚くダメ押し弾となりました。糸井選手は小谷野選手とともに3安打を記録して打率は.350まで上昇しています。

 投げては2度目の先発マウンドとなった金森選手が2回に逆転弾を浴びたものの、その後は一人も走者を出さない完ぺきなピッチング。6回を被弾の3失点だけに抑える内容で、先発初勝利を挙げました。スタンドには家族も応援に駆けつけており、ウイニングボールをプレゼントにするとのこと。先発に抜てきした首脳陣に対しても大きなプレゼントとなったことでしょう。

 苦手にしていたマリーンズを相手に完勝。カード初戦を白星で飾れたのも大きな収穫。「明日も勝ちます!」。お立ち台での小谷野選手の言葉が、札幌ドーム内に心地よく響きました。

■金森投手 <6回、球数83、打者22、安打3(本塁打1)、三振2、四球1、失点3、自責点3>

先発登板した金森選手

「ホームランを打たれてから吹っ切れて開き直ることができました。点を取られた後に逆転してもらったのも大きかった。野手のみなさんのおかげです。あとはブルペンのみなさんに任せて応援します。」

■梨田語録

試合前の梨田監督

「金森は初め少し不安定だったけど、ホームラン打たれてから開き直って腕もしっかり振れていたし、味方の援護にも助けられたね。ゲームをしっかり作ってくれたし、また先発のチャンスはあると思います。栄一(小谷野選手)は打率も上がってきたし、先制打と逆転されたすぐ後に再逆転のヒットと大事なところでチームを救ってくれた。久しぶりに札幌ドームへ帰ってきてのカード初戦を取れたのは良い事。明日からは週末だしお客さんも増えるといいね。」

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