2010.06.30 WED
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■広報レポート <6月反攻>

 “6月反攻”の集大成となる猛攻でした。延長十一回。1死から田中賢選手が左前打で出塁すると、森本選手と稲葉選手が四球で満塁に。ここで打席に立ったのは小谷野選手。カウント2-2からの速球にバットを合わせると、打球は三遊間を抜けていきました。2人を本塁に迎え入れ、勝ち越しに成功しました。

 頼れる男の2打点に続き、陽選手と高橋選手の連続中前適時打で一気に4得点。試合を決定づけました。最後は武田久選手が締め、5連勝を飾っています。

 借金9の状態でスタートした6月。当初こそ勝ち星は伸びませんでしたが、リーグ戦再開とともにエンジン全開の戦いぶりでした。この11試合を10勝1敗のハイペースで白星量産。この1ヶ月を15勝7敗1分けと、貯金を8つ作ることに成功しました。最下位脱出はもちろんのこと、借金は1にまで激減。借金返済が見えただけではなく、Aクラス浮上も現実味を帯びています。

 投打の歯車ががっちりとかみ合ったからこその快進撃です。攻撃陣では田中賢選手が月間43安打の球団新記録を樹立。小谷野選手は打点を量産し、稲葉選手、糸井選手も打ちまくりました。月間MVPに誰が選ばれてもおかしくない活躍。投手陣ではケッペル選手が4勝したのをはじめ、ダルビッシュ選手が抜群の安定感を発揮。榊原選手、矢貫選手がプロ初勝利を挙げたのも記憶に新しいところです。

 チーム全体が自らの役割を果たし、リーグ覇者らしい姿を取り戻しました。ヒーローインタビューに立った選手は口を揃えてこう言います。「狙うのはリーグ優勝」。7月は上位進出をうかがう1ヶ月になります。ファイターズはこれまで通り1試合1試合をしっかり戦い抜きます。

■八木投手 <5回2/3、球数87、打者26、安打7(本塁打2)、三振2、四球2、死球1、失点3、自責点3>

「中島選手に打たれたホームランは力負けですけど、片岡選手に打たれた方はもっとコースにボール気味に投げておけばよかったと思います。そうすれば違った展開になっていたかもしれません。奨太(大野選手)がうまくリードしてくれましたが、自分はもっとリズム良く投げなきゃいけない。そのあたりが反省点です。あとはしっかり応援するだけです。」

■梨田語録

「長かったね。開始も遅かったし。早くに点を取るチャンスもあったんだけど、不運もあったしね。あんまり勝った気がしない。加藤武が危ないところをよく抑えてくれた。左の代打が出てくるかもという考えはあったし、逆にゲーム後半にウルフ(が走者を背負ったとき)に向こうも左の代打を出したら宮西が出てくるという読みも向こうにはあっただろうしね。栄一(小谷野選手)がまたチャンスに追い込まれてからもよく打ってくれた。借金が1になったけど、気分的には一番下だからね。少しずつです。」

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