2010.07.28 WED
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■広報レポート <執念の内角攻め>

 試合途中から大粒の雨が降り始め、外野の芝生からは水しぶきが上がるほどの悪条件。そんな中でも最高のパフォーマンスを見せようと、誰もが必死にプレーを続けました。七回、3番手でマウンドに上がったのは菊地選手。持ち味でもある強気のピッチングを披露してくれました。

 「ずっとやられてたんで、強気に攻めようと思って投げました」。相手はバファローズ打線のクリーンアップ。最初の打者は、このカードで8打席連続で出塁を許していた4番のカブレラ選手でした。

 ボールにはなったものの、初球、2球目と胸元をえぐる速球で勝負を挑みます。その後も投げたボールはすべて内角へのストレート。最後も内角高めのストレートで遊飛に斬って取りました。さらに、続くT-岡田選手を3球で空振り三振にしとめ、代打・カラバイヨ選手も見逃し三振。三者凡退に抑えました。

 中継ぎ投手陣がチームにカツを入れ、八回には稲葉選手の内野安打での適時打で1点を返しました。直後、4番手の加藤武選手が下位打線を3者連続三振。逆転まで届かなかったとはいえ、明日以降につながる執念を見せたといってもいいでしょう。

 後半戦は連敗でのスタート。悪い流れになっている中でも、個人個人が自分の役割を果たそうと必死に戦っています。歯車がかみ合えば、再び快進撃モードに入る底力があるのは誰もが分かっていること。我慢のときかもしれませんが、これでうつむくファイターズではありません。

■木田投手 <4回2/3、球数78、打者25、安打10(本塁打1)、四死球2、三振2、失点5、自責点5>

「調子は普通だったと思いますが、もったいないボールが多くてもったいないヒットも多かった。チームの流れを作れずに申し訳ないことをしました。」

■梨田語録

「中盤までは(バファローズ先発)近藤からチャンスも作れなかった。木田は援護もない中粘ってはいたけれども、今日は決めになるボールがなかった感じがする。3回に森山のボール(記録は投手内野安打)が取れていればというのはあるけれども、替え時も難しかった。打線は最後の方に少し粘りを見せたけどちょっと遅かったかな。加藤武、菊地が良い投球してくれたのは良かった。オールスター前からの悪い流れを早く断ち切れたらいいね。」

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