2010.08.31 TUE
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■広報レポート <頼れる左腕、復帰>

 その名前がコールされると、スタンドからは温かい拍手と大きな歓声が贈られました。八回のマウンドに上がったのは宮西選手。選手登録、即登板を果たしました。

 相手にしたのはホークス本多選手。カウント1―1からの3球目は切り札のスライダー。外角低めにきっちりコントロールされた1球で、平凡な遊飛にしとめました。次の打者で菊地選手にバトンを渡しましたが、復活を十分にアピールする内容でした。

 21日の試合前、左目に痛みを覚えた宮西選手は検査を受けた結果、ウィルス性結膜炎と診断されました。伝染性のため登録を抹消され、一人で調整を続けてきました。そして、この日からチームに合流。まだ左目に違和感はあるものの、あくまでも完治への過程として出るもの。防御率1点台の中継ぎの復帰は、チームに大きな力をもたらしてくれるでしょう。

 「久しぶりに投げたから、1人だけでも疲れました」。髪の毛を真っ黒に染め、気持ちも新たにマウンドに上がった頼れる左腕は、そう苦笑いしました。明日からは勝負の9月。フル回転で期待に応えてくれるに違いありません。

■ケッペル投手 <7回、球数107、打者28、安打6、三振4、四死球1、失点2、自責点1>

先発登板したケッペル選手

「出来る限りのことはしたつもりですが、残念ながらリードを保ってマウンドを中継ぎに渡すことが出来ませんでした。3回までは少し力みがあったかもしれませんが、4回以降は修正できたと思います。最後は翔(中田選手)がファインプレーで助けてくれました。逆転を信じて最後まで応援します。」

■梨田語録

「ケッペルは先頭打者に四球を与えたりする場面もあったけど、悪くはなかった。結果的に初回に先制されてしまったのはマイナスだったね。宮西も10日ぶりの登板でストライクが入るのかなと不安はあったけど、結果を出してくれたし、やれそうな雰囲気もあった。1本出ていれば違った展開になってたかもしれないけど、ホームが遠い試合でした。」

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